サン・セバスティアン③
朝焼けのコンチャビーチ。
ステキ。
今回の旅行で唯一晴れてたこの日。
ウェットスーツも着ずにサーフィンをする人とか普通に海水浴の皆さんがいてびっくり。
晴れてるって言ったって気温5度くらいですよ?(笑)水温はもっと低いでしょうに…。
ところで前夜、超絶上がる出来事が!!
例のカウントダウンパーティーで出会った超絶イケメンフランス人ととりとめもないWhatsAppやり取りをしてる中で、1/4昼過ぎにトゥールーズに戻るよ、と言ったら、じゃあ戻ったら一緒にコーヒーでもどう?とのお誘い!!!
来たコレ!!!!
そんなわけでルンルンで目覚めた1/3の朝。
トゥールーズ三泊に引き続き、このホテルでも朝食つけ忘れてた…。あれれ?
というわけでホテル近くで開いているお店を探して朝ごはん。
シドラ!
右下のはピロシキみたいな具が入っててアツアツで美味しかった。
考えてみれば、今回の旅で丸1日完全にひとりぼっちなのはこの日のみ。
ブログを再開するにあたり、「海外一人旅の記録」ってタイトルに変えたけど、これ一人旅って言わないよね...。
そして今回の旅行では行く先々でイケメンにデレデレして、おまえは何しに旅行に行ったんだ?!と、みんなに笑われそうだなーと思ったりしながら、二杯目チャコリ飲んだ。
午前中からほろ酔い。(笑)
親切なおじさんがお店を一人で切り盛りしてて、かってにアイタ!って呼んどいた。(アイタはバスク語でお父さんの意)
ちょっと馴れ馴れしいくらいでちょうどいいはず。(笑)
中心部の方向に歩き出したつもりが逆方向に歩いてたことに気付く旅行あるある。
日本からサングラスを持ってこなかったことにこの日初めて気づきました。
そのくらいこの日以外は毎日曇ってたんです。
町の中心部にそびえ立つカテドラル。
日本から、寒い時用の防寒服と、暖かい時用の薄手の服を用意してきたのですが、薄手の服登場タイミング皆無だったよね。
厚手のタイツ、日本から二本持ってってトゥールーズで洗面台で洗濯したけど、追い付かない。もう洗濯するのめんどい…というわけで買いに行った。
タイツだけじゃなく、他の物も買っちゃうあるある。
シロクマ柄パジャマ、日本にありそうでなさそうなデザインでかわいい。
パンツは3枚で12ユーロ?一枚サイズ間違って買ってしまった。
その後なんとなくZARAに入りまして。
お母さんへのおみやげと、会社で穿けそうなパンツが19.95ユーロだったので購入。
あと買いたいもの、そうだ。良い革の財布。
実はフランスでも一応探したんだけど、フランス物価高いからスペインで買った方がいいな!という考えと、そもそもユーロと日本の紙幣は大きさが違うから長財布を買うなら慎重に選ばないと…と考えながら歩いていたら小さな路面店の洋服屋さんに良さそうなのを見つける。
本当はこういうんじゃなく、普段日本で日常生活で使う用の財布を探していたんだけど、海外旅行用にかさばらない財布があってもいいよね❗ということでこちら。
買う前から薄々感付いてはいたけど、なんか日本の、オバサンが出入りするような昔ながらの洋品店のワゴンセールとかで1000円くらいで売ってそうじゃないです?(笑)
と、思いつつも買った。(笑)一応本革、軽いし小銭入れるとこはがまぐちだし、カード入れるとこもあるし。25ユーロくらいだったと思う。
一旦ホテルに戻って、荷物を置いて、軽くお昼寝したらイゲルド山のケーブルカーでも乗りに行こうかなーって思って、寝たら。
起きたらなんと21時....。もったいねー!!!
まあ、時差のせいか1日おきによく眠れない日々が続いていたからムリもないのですが...。
もうケーブルカーには乗れないけどせめて夜ご飯...。ということで朝とおんなじ店に行っちゃう。
朝のおじさんに会って癒されたかったんだけどいなかった。そりゃそうか。
朝食べたのとおんなじピロシキみたいなの食べる。奥のはきのこのなんちゃらって言われて、食べてみたらテリーヌみたいなのでした。
前日行ったバルゾーンは今時間激混みと思われますが、こちらの街の中心部はあんまり人は歩いておりません。
夜のカテドラルもまた良い。
駅までの行き方復習したくて駅まで向かいました。
駅前の川のとこにこんなイルミネーションがあって、これサン・セバスティアン初日に観てステキって思ってでもその時は写真撮れなかったので。
水面に写ってるやつがなんか宙に浮いて見えて不思議でステキ。
今気付いたけどこれイゲルド山のケーブルカーを模しているのかしら???
翌朝は8時発のバスでサン・セバスティアンを出るので早起きしなきゃなので、明日の朝ごはんを買いにケバブ屋さんへ。
ついでに水が買えるんじゃないかと思ったらやっぱり買えた。1.5リットルの水入手で安心...。
このテのケバブ屋さんはスペインどこにでもあるけど2017年は一度も入らなかったのです。初めて入ったけどその場で作ってくれて、ポテトもアツアツで、なかなかバカにできないものなのね!
ケバブ屋さんを出て、明日はイケメンフランス人とデート♪
るんるん&ほろ酔いで道に歩き出したけど、車道との段差で転びそうになるよっぱらい。
転ばなかったのは幸いと思ったけど、むしろ転んで膝すりむくぐらいの方が回復が早かったかもしれない...。
転びそうになるのを堪えたせいで腰に負担ががっと来て完全に腰が逝ったよね。
誰も見てなかったとは思うけど、私大丈夫ですけど!!みたいな顔でホテル戻る。←
本当はなーまーらー痛い。
ホテルに戻って、大丈夫一晩寝れば治るやつ。って信じ込もうとしたんだけど、そうじゃないタイプのやつってこの時ちゃんとわかってた私...。
明日はイケメンとのデートなのにこんな腰痛ではBBAであることがバレてしまう!
いや、バレてもいいけど。(笑)
これ明日行けるんだろうか....。断らなきゃダメ?
断るなら理由は腰痛はちょっと...。風邪ひいた。とか?
いやいやいやあんな超絶イケメンとおデートできるなんて今後もないかもしれない。
やっぱり無理してでも行くべき!でも....
と、思いながら就寝。
旅行終了目前にしてとほほな目に遭う。まあ旅行初日じゃなかっただけ良しと思うべきか。
(実はこの記事を書いている今(既に2週間以上も経過)も腰痛が収まらず、諦めて整体に行ったら典型的なぎっくり腰との所見でした。やっぱ?(^_^;))
つづく!!!!
サン・セバスティアン②-2
早速バルエリアへレッツゴー!!と、行きたいところですがその前に私には行かなければならないところがある.....。
本屋さんでDELE(世界共通スペイン語検定試験)のB1の教材を買う。
Fnacという本とかDVDとか専門のデパートみたいなところに行きました。
このお店、バレンシアでは観なかったけど、トゥールーズにもあった。
北スペインとフランスにあるのかしらね。
売ってるやつ一通り買う!!と、張り切っていたのですが、なんか思ったよりいっぱい種類ある。(笑)
10種類くらいはあったかな。
しかも思ったほど安くない。10ユーロくらいで手に入るかと思ってたのに全然。
ワタクシのチョイスはこの2冊。
左20.5ユーロ、右18.3ユーロ。
左のやつはなんかカラーだったし大判だし勉強しやすいかという判断で。
右のやつは試験前対策っぽかったので買ってみました。
ま、帰ってから一回も見てないっていうか右の方は包装も破ってない。(笑)
その後お土産物屋さんでちょろっと買い物。
さらにスペイン全土にある雑貨屋さんALE-HOPで自分用にポーチを買ったり(それまで使ってたオルビスのノベリティで貰ったポーチが超絶使いづらかったので変えたかった。)
あと、とってもステキなもの見つけたのでもう即買い。(笑)
こないだの土曜お友達に渡しました。喜んでたと思う。こういうのいやげものっていうんでしたっけ?(笑)
そしてそしてお待ちかねのバルめぐり。
一軒目はgorriti
お店の人もお客さんもわりかし年齢層高めの雰囲気。
何食べようか全然考えてなくてシドラと、この手前のオリーブとニシンの酢漬けみたいなのを食べたはず。
2軒目はatari
こちらでは、温かいものが食べたい!ということでテーブル上のタパス&ピンチョスはスルーして、黒板メニューに注目。アーティチョークとムール貝のマリネラ(魚介の出汁の効いたスープ)4.5ユーロをオーダー。
瓶詰ではないアーティチョークは日本ではあまり食べられませんので貴重でした。
しかも美味しい!
3軒目はTAMBORIL
ここで、何食べたんだっけなぁ。(笑)
シドラを飲んだのと...?(笑)
でもお店の雰囲気、スタッフの雰囲気、お料理・飲み物の雰囲気は私ここがいちばん私好みだった気がする。
ドヤ顔でアグール(バスク語の挨拶)って言って帰るとみんな笑顔で見送ってくださいました。(笑)
その後Albertoって店に行きたかったんだけどお休みで、で、4軒目はGandariasというお店に。
昼間味わえなかった魚のスープ、食べたい!
ということでスペイン男子からの指令。今度は自分で注文してみたまえ!
トゥールーズではフランス女子からフランス語指令が出たけど(笑)、それから比べたらヨユーよ!!と思ってシドラ2杯と魚のスープ...って言おうとしたらシドラ2杯と...に相槌を打ってくれなかったから聴こえてないのかと思って何回もシドラ2杯って言ってたら、他にはなんだよ?と急かされる。(笑)
だって聞こえてないと思ったんだもの...。
そんなバルめぐりの洗礼も受けながらスープにありつきました。
大変美味しゅうございました。
すっかりお腹いっぱいになりバルめぐり終了。
どこのお店も本当に激混みで当然のように立ち飲み、私絶対ひとりじゃ入れなかったと思う。
入れてももじもじしてなかなか注文できなかったと思う。(笑)
スペイン男子がいてくれたおかげでいろいろ廻れて、本当にありがたかったm(__)m
が、彼は翌日仕事上重要な人物との会議があるということでここでお別れ。
さびしいなぁ。
でも忙しいのに朝早くからありがとう!!!
しかも全部ゴチになってしまったのでレシートがない。
払おうとしてるのに払わせてくれないんだよ...。
つくづく至れり尽くせりの一日でございました。
ワタクシは桟橋の方までお散歩しながらホテルに戻る。
そういえば日中、「サン・セバスティアンは凄く治安がいいよね?」とスペイン男子に聞いてみたら、そうだね。今はそうかもしれないけど少し前まではバスク独立運動過激派っていうのがいて...知ってるかい?と言われたので、得意げに「知ってる!!ETAでしょ!!!」と言ったら、その通り、良く知ってるね。でもそれあんまり大きい声で言ったらいけない。って言われた。(笑)
ETAにしても、アグールっていう挨拶にしても、映画オチョ・アペジードス・バスコスを観て勉強したのが役に立った!
トゥールーズにしても、サン・セバスティアンにしても、大挙して来るアジア人ツアー観光客がいないというところがすごく良かったと思う。
トゥールーズではアジア人そのものをほとんど観ないし、サン・セバスティアンで見かけるアジア人はほとんどが日本人だったね!
ご夫婦でバルめぐり、と言う感じの個人旅行の皆さんが多かったように見えました。
あまりに観光地化されている地域だとこうはいきませんからね。
マニアックな旅程の良さを感じました。
つづく!
サン・セバスティアン②-1
1/2朝!!!
ステキな眺め!!
すんごい曇ってるけど。(笑)
でもサン・セバスティアンって雨が多い地域らしいのでこんなもんなんだきっと。
1/1の夜観る夢が初夢と言いますけど、会社の人が亡くなるっていう夢だった。縁起がいいのか悪いのか。←
スペインでは一人であちこち廻る予定をしておりましたが。
なんと強力な助っ人現る。
この記事に書いたスペイン人の一人がこの日私に会う為にわざわざサン・セバスティアンに来てくれました!
直前まで行けるかどうかわからない、と言っていたし、一度しか会ったことないのに本当に来るのかな?と思ってたら本当に来た。(笑)
当初地元のガイドを頼もうか悩んでいたのですが、頼まずに済みました。
しかも車で来てくれたので悠々自適に移動。サン・ジャン・ド・リュズに連れて行っていただきました!
サン・ジャン・ド・リュズ書き足しました。
夏はリゾート地として観光客でにぎわうそうですが、普段は静かなバスクの田舎町というかわいい雰囲気の街。
ここも当然まだまだクリスマスツリーは飾られています。
クリスマスツリーもさることながら、この木が面白くて。
聞いたらプラタナスの一種みたいなのですが、日本で見かけるプラタナスとは異なる趣...。
サン・ジャン・ド・リュズはアルパルガテラ(エスパドリーユ)発祥の地ということで、2017年バルセロナで買い逃しているワタクシは今回こそ購入!と、思っていたのですが、たまたま入った店のおばさんがあんまり感じ良くなくて買う気失せてしまった。(笑)あと、あんまり好みの柄もなかった。
ひととおり街を散策して、フォアグラパテ試食したり楽しかったのですが、なんせ寒かった!それに尽きる(笑)。
そろそろお昼ごはんということで、私はガイドブックで観た世界一の魚のスープが食べられるオンダリビアのお店に行きたいと言ったら電話をかけてくれるスペイン男子。
私スペイン語喋れることは喋れるけど電話でスペイン語話したことほとんどないので、電話だとジェスチャーとかで伝えることもできないし、電話ビビるわ...。自分じゃ絶対電話できなかったと思うから本当にありがたかったです。
とりあえず席は満席。スープも残り少ないから売り切れるかもしれない。と言われつつもとにかくお店に向かってみたものの、結局着いた頃にはスープはもうなくて。
別のお店に入りました。
スペイン男子はチピロネス(ヤリイカの墨煮)が好き!ということでまずそちらは決定。
AJOARRIERO(アホアリエロ)ってナニ?
って聞いたら知ってるくせに教えてくれないスペイン男子。
サプライズでどんなものが来るか注文してみよう!!というので承諾。
アホっていうくらいだからニンニクの何かであろうと思ったらこんなの来ました。
トマトに浸かってる何か???
食べてみたらバカラオ(塩鱈)でした。とっても美味しゅうございました。
これもバスクの伝統料理だそうです。スペインの食べ物のこと結構知ってるつもりだったけど、どおりで知らないわけです。
そしてこちらがチピロネス。
こちらも大変美味しかったです。私とか多くの日本人はイカ墨に抵抗がないと思うけど、後日フランス女子にこの写真見せたらおえーって言われた。(笑)
そして、ハモン・イベリコ!!!
一人じゃこの量を注文する気にはならないけど、これもお友達が一緒だからできることですよね。こちらもすんごい美味しかった。
スペイン男子はデザートにアロスコンレチェ(直訳は「米と牛乳」)を注文しており、これはテレビでも見たことあるんだけど牛乳プリンに浸かったおかゆみたいなの。
絶対日本人には馴染めないデザートだろうと以前から思っていて、一口貰ったんだけど、うん。もう二度と食べなくていいかな。(笑)
念願のチャコリ(バスク産の白ワイン)も飲めたし、すっかりほろ酔い気分でサン・セバスティアンに戻る。
夜はいよいよお待ちかねバルめぐりです。
続く!!
トゥールーズ④~サン・セバスティアン①
朝ごはん。
昨日例の流暢な日本語を喋る男の子がレジ打ちしてくれたスーパーの商品。
本場のオランジーナ、味が劇的に違ったりする???と思ったけどほとんど同じでした。
それにしても物価が高いフランス。
日本のオランジーナは500mlじゃなくて350mlだけど、にしても500mlで1.95ユーロ(250円位)って高くない?!
ミネラルウォーターは売り場にエビアンしかなくて、多分常温の売場とかもあって、そこにはもっといろんな種類のミネラルウォーターがあったんだろうけど、エビアン500ml1.2ユーロ(155円位)、1L2ユーロ(256円位)。高っ!!
レッドブル1.55ユーロ(200円位)、そしてラップサンド3.09ユーロ(396円円位)は日本と同じくらいと思うけど、スペインが物価安かったから、お隣のフランスがこんなに高いのがびっくりです。
この日はホテルをチェックアウトし、夕方のバスでスペイン移動。
欧州女子たちにワッツアップを送ってみたら、あの後別のディスコテカに移動して朝7時まで飲んでたって。(笑)
12時にチェックアウトしなければならなかったので、チェックアウトしてスーツケースを預けられるか聞いたら快く応じてくれました。
私はとぼとぼ歩いてとりあえずバス乗り場を偵察する為に駅の隣のバスセンターへ。
ホテルの前の大きな通り。今は工事のブロック?みたいなのがたくさん積んであって、将来的にはバルセロナのランブラス通りみたいなのを目指しているとのことでした。
しかし私の印象としては全体的に荒廃しているように感じたトゥールーズ。(笑)
毎日天気が悪かったせいもあるかな。(笑)
バスセンター着。私はこの時初めて自分の乗るバスがサン・セバスティアン終点ではなく、ポルトガルのポルト終点であることを知る。
寝過ごしたりしたらポルトガルに着いちゃうやつ。(笑)
ホテルからバスセンターまで歩いて15分くらい。スーツケースを持ってこなきゃならないし、あとでスーツケースをホテルから引き取ってからはタクシーに乗ろうって思ってたんだけど全然タクシーが走ってない!これも元旦たる所以か...。
バスセンターから更に15分ほど歩いて、フランス女子宅へ。
7時まで飲んでたなら起きられないだろうから、私とりあえず行くね。って言って。(笑)
フランス女子宅で暫く駄弁る。らおりアンタ昨日何人と番号交換したの?5人?やりおるわね。私は好みの女の子に出会えなかったわ。とか言ってた。
コーヒーを飲んで街散策へ出発。
この日も寒い。そして曇っているトゥールーズ。
サン・セルナン・バジリカ大聖堂
3世紀にトゥールーズにキリスト教を広め、偶像崇拝を拒んで殉教した聖セルナンに奉献されている。って世界の歩き方に書いてありました。宗教知識が全然なくてそういわれてもぽかーんなんですけど(笑)、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼アルルの道の重要な巡礼地でもあるそうです。
ガロンヌ川を挟んで見えるのはレザバトワール近・現代美術館。
地下展示室にはピカソの巨大幕があるそうですが、元旦は閉館です...。
ガロンヌ川の遊覧船、夏なら乗れたのに...。
観るのみです。
こちらはポン・ヌフ橋。
よく見るとリンゴ頭タキシードくんの仲間が隠れています。
こういう遊びって日本ではやらないタイプの芸術だと思う。
ホテルの2階?バルコニーのとこにも女体アートが。
こう見ると、毎日飲み食いとお喋りに明け暮れるだけでなく、ちゃんといろいろ見てくれば良かったという気になってきた。(笑)
トゥールーズはバラ色の街と呼ばれているのですが、バラ色というかレンガ色?そこで生まれたフランス女子もまたバラ色とは思わないと言ってました。でも美しい街並みを誇らしく思っているようでした。
こちらは近くの立体駐車場に登って撮った街並みの様子。
道には昨日の紙ふぶきだったりあちこちに酒瓶だったりが散乱しておりました。
元旦は毎年こんなものなんでしょう。(笑)
コミックストア的な?(笑)
亀仙人先生.....(笑)。
さんざん歩いて私のホテルまでたどりつき、スーツケースを引き取って二人はバスセンターまで送ってくれました。
いや本当に歩いたわこの日。(笑)
バスセンターの自動販売機でグミを買おうとしたら落ちてこない!
フランス女子に助けを求めてフランス女子が自販機の中に手を突っ込んで取り出してくれました。
スイス女子は私がトゥールーズに戻る一日前にスイスに帰るのでここでお別れ。
二人とハグしてバスに乗り込んで、私の席№を探したらそこに女の子が座ってる。
え。私のとこじゃないの?って思ってきょろきょろしてたら運転手のおじさんがやってきておめーの席は後ろだって。え、でも20番ってここじゃないの?と思ったら、座席のとこには20番って書いてあるけど、上の棚のとこにも番号が書いてあって、そっちが正しい席番号だったらしい。紛らわしいな!!!
そんなヨーロッパの洗礼を受けながらバス出発。
さっきのグミを開けたんだけどそれが超絶不味かった。(笑)
ハリボーの日本では見かけないやつが売ってたからそれにしたんだけど、本当もう飲みこめないくらい不味かった。一個だけ食べてスペインのホテルで捨てた。(笑)
バスは、私の前の席に3人組の若い男子たちが乗っていて、お喋りとかは騒がしくないんだけど、何回もスマホ落としたり、小銭入れ落としたらしく小銭ばらまいたり、落ち着かなかった。(笑)
途中フランス語でアナウンスがあって、その後乗客が体勢を立て直してて、バスが止まったから何事かと思ったら、検問?
国境を越えるからなのか国境警察って書いた制服を着たおじさんが車内に入ってきて乗客一人一人の顔を見て行きました。
私も顔をガン見されたけどそれだけだった。
バスはすぐまた出発。
もう暗かったので景色を眺めることもできず、かといって男子たちの落着きのなさにやられたりしてほとんど眠れなかった5時間半。
無事サン・セバスティアンに到着!!
既に22時過ぎ。
ホテルまで徒歩800メートル。タクシー乗ろうかなって思ってグーグルマップルート検索したらタクシーだととても迂回することになり、歩くのとかかる時間がほとんど変わらないことがわかりまして。
まー歩くか。大丈夫だべー。
ってバスターミナルに降り立ってどっから地上に出るのかなって思ってたら眉毛の繋がったホームレスのおじさんが元気いっぱいでエレベーターはそっちだよ!って教えてくれた。(笑)ありがとう。(笑)
エレベーターの乗り場のとこに別のホームレスの女の人がいて、さっきのおじさんとグルで財布とか盗られたらどうしよう!!とビビったのですがひたすら目を合わせず通り抜けて大丈夫でした。
地上に出てみたら、サン・セバスティアン。凄いキレイ!!
荒廃した印象の大晦日明けのトゥールーズと違って道にゴミなんてほとんど落ちてないし、駅前のイルミネーションがすっごくキレイでした。
でもスーツケース持ってるから写真はまた後日。
サン・セバスティアンに着いて、うん。なんか安心した。
フランスと違って言葉はわかるし、清潔な街並みのおかげであんまり危険な雰囲気も感じませんでした。
ホテルは、オンダリビアのパラドールに泊まりたかったけどいろいろな予定を考慮して断念し、コンチャ海岸目の前のホテルに変更。
ここは2017年にグラナダで泊まったホテルと同じ系列で、ちょっとそれが不安でした。
そう、壁から水が噴き出して、そしてそれを謝らないホテル。(笑)
だけどここは全然グラナダとはレベルが違った!
フロントの女の人、どっかで見たことある気がする...って思ったら、NHKスペイン語講座で平岳大さんが泊まってたホテルであったことに部屋に入って気付く。
ステキでしょ!!!!
直前割引で、一泊1万円ちょっとでシービューのお部屋に泊まれちゃったのです!これが夏のトップシーズンならこの3倍はするでしょう...。
お部屋からの眺め。
4階(スペインでいうところの3階)にアテンドされて、もっと上層階だったらいいのにーって思ってたけど、充分満足できる眺め☆
大満足のホテルでございました。
続く!!
トゥールーズ③
トゥールーズ3日目。
大晦日です。
こちらはホテルのすぐ近くの噴水。
白鳥と思ってたんだけどよく見たら女体なのね!!今気付いた。(笑)
いつも着いたらホテルのお部屋の写真撮るのにすっかり忘れてました。
そんなに新しいホテルというわけではないけど、ホテルの人とても親切でした。
あとカーテンがイタリア国旗みたいな白×赤×緑だった。フランスだけど。
そして、朝食をつけたつもりがついてなく、でも毎日まともに起きられなかったからむしろ良かった。(笑)
この日は午後デパート集合。
ヘレナがダメならランコムで手を打とうと思って、化粧品見ながら二人を待つ。
ランコムのいいなって思ったマスカラ、これください。って言ったら売り切れ。って言われ、じゃあサンプル置いとくのやめなよ。それともアジア人には売れないってのかい?!っていう被害妄想に陥ったのだけど、この後他のとこで探してもなかった。本当に売り切れだったのね。
そして資生堂の売り場を発見。
スペインでは見かけなかったけどスペインにもあるんだろうか?
ちなみに私が行った時は誰一人資生堂商品見てませんでしたけども。(笑)
その後アクセサリー売り場で日本の友達へのお土産にピアスなどを購入。
すんごい買ってるから二人はびっくりしてたけど、友達によ、と言ったらわかってくれた。
2017年スペインでもこんな感じでお土産にピアス買いまくったのですが、物価が本当に全然違うね。
スペインの倍くらいする。
でもおフランス製と言われると納得しちゃうから不思議。(笑)
自分用にはフランスっぽい2トーンカラーのマフラーを23ユーロくらいで見つけて、これは日本では手に入らなそうな色合いだわ~って思ってお買い上げ。
で、レジに並んでたらおばあちゃんにフランス語で話しかけられる。
全くわからないけど、どうも私の持ってるマフラーがどこに売ってたか聞いてるっぽい?と思ったら後ろに並んでたおばさんが代わりに答えてくれました。
にしても、このおばあちゃんにしてもホテルとかでも、フランスで声をかけられるとき、「マダム」と呼ばれるので、いや私「マドモアゼル」ですけど!!ってもやっとしてたんだけど(笑)。
フランス女子がいうには、最近はあんまりマドモアゼルって言葉は不適切なんじゃないかっていう世論でみんなマダムって呼ぶのが一般的らしいです。
じゃあいいや。←
その後オサレなティールームでお茶。
左の紅茶はトゥールーズ名物のスミレの香りつき。
そしてケーキがまたデカい。(笑)
またしても完食できず。美味しいんだけどね。本当美味しいんだけどね。
ちょっと甘すぎる。そして量が多すぎる。
フランス女子も同じケーキ頼んでたけど、飲み物はウインナーコーヒーって今も言うのか知らないけど、生クリームてんこ盛りのコーヒー頼んでた。
生クリームてんこ盛り×このケーキって甘すぎない???って聞いたら「全然!」だそうです。(笑)
ちなみにスイス女子はグルテンフリーなので紅茶のみ。
グルテンフリーのお店を探すのが難しい地域もあるから、常にグルテンフリーのビスケットみたいなのを持ち歩いているのだそう。
そして、おもむろに始まるカウントダウン。(笑)
日本時間ではフランスより8時間早く年が明けますので、16時ちょうどに「フェリース・アニョ・ヌエボ!!」って言いだすフランス女子とスイス女子。
日本ではなんていうの?って聞くから「あけましておめでとうございます」よ。
と教えて、フランス女子は丸一日練習してました。(笑)
ちなみにこちらはそのオサレティールームのメニューなんですけど。
日本茶だけで1ページあったよ。
なかなかアバンギャルドにアレンジされてそうだけど。(笑)
ところでオーギュスタン美術館、今ならまだ時間間に合うけど行く?って言われたけど、私今動きたくない。(笑)
今回の旅の目的はあなた達に会うことだから、美術館には行けなくてもいいのよ!!ってことになった。
何かちょっとした食料品的なものを買いたいってスイス女子が言いだし、それは私も全く切実に感じていたことなので大賛成。
日本みたいにコンビニとかなくて、それっぽいホテル近くのお店はクリスマス休暇でお休みで水1本買えずにいたのです....。(トゥールーズは水道水飲めるっぽいんだけど、でも。ねぇ?)
で、またしてもデパートに戻り、地下の食料品売り場へ。
大晦日、明日はこのデパートも休みになるし、食料品売り場は大量の人でごった返していました。
私は水2本、オランジーナ、レッドブル、明日の朝ごはん用のラップサンドみたいなのをかごに入れてレジへ。
最初並んだレジが品数最少用な気がして、何個までオッケーなのかわかんないし怒られたくない!って思って他のレジに移動。
メガネのカワイイ若い男の子がレジ担当。
自分の番になって、ボンジュールってカゴから商品出して並べてたら、そのレジのメガネの男の子が
「日本人の方ですか?」
ってめちゃくちゃ流暢な日本語で言うじゃないですか!!
はい。そうです!!え、どうして...。
「なんか、日本人っぽいかなーと思って...」
えっ何でそんな日本語上手なんですか?
「ありがとうございます。でもまだまだです。僕は日本語3年間勉強していて、去年1年間大阪に住んでいました」
だそうです。(笑)
なんという巡り合せ。(笑)『謙遜』という文化についてもよくご存知で。(笑)
トゥールーズはアジアの人少ないですよね?と聞いたらそうですね。日本人は少ないかも。でも中国の人は結構います。だそうです。
お会計を終え、トゥールーズを楽しんでください!と声をかけていただきお別れしました。
レジが長蛇の列でなければ名前とか聞きだすところなんですけどね。←
人でごった返してる内に二人とはぐれてしまったんだけど、買い物したものが重かったし、私一回ホテルに戻るねーってワッツアップ送信。
で。夜はと言えば。
前日2軒目に行ったお店での欧州女子たちとの会話の中で、カウチサーフィンなるアプリの存在を知らされる。
旅行先で泊まるところを探している旅行者に自宅の部屋を提供するサービス、AIRBNBと違うのは、airbnbみたいに宿泊代金のやり取りがなく、勉強中の言語を練習する為だったり、他の文化を知るきっかけになったりというのを対価として、寝る場所、シャワー、食事を提供したりされたりというもののようです。
泊めた外国人と知り合いになって、逆に自分がその国を旅する時に泊めてもらう、とかの利点があるのはわかるけど、旅行先で現地のお宅にタダで泊めてもらうとかビビるし、逆に自分ちに見知らぬ旅行者を泊めるとか私なら絶対無理ですけど!!(笑)っていうか日本人は大抵ムリじゃない?そのアプリは日本ではきっと普及しないよ。と言ってみたら、じゃあ見てみましょう!って札幌で探したら普通にいっぱい使ってる人いた。(笑)
まあね。よっぽど広い家に住んでるとかならアリかな。
二人はそのカウチサーフィンを使っていて、自宅に旅行者を泊めたことがあるんだそうな。
そしてスイス女子は以前自宅に泊めたチリ人の男の子と今いい感じとか。
という若干出会い的要素も含まれている感じもある。
ともあれそのカウチサーフィンのトゥールーズユーザーが自宅でのカウントダウンパーティーを企画して、それに行こう!!っていうことになっておりました。
なんだかよくわからないけど面白そうね。ということで参加。
私はユーザーじゃないし、しかもそのイベント自体既に満席になってるから大丈夫かな?って言ってたけど実際行ってみたら全然歓迎してくれました。
参加料とかはなくて、ただ飲み物と食べ物を何か持参すること。という決まり。
既に二人がビールとシャンパンとスナック、あとニンジンをカットしてディップソースも作って野菜スティック的なものを家から準備して来てくれてた。私何もしてない。(笑)
全部で50人くらい人がいたと思う。
テーブルの上に食べ物飲み物たくさんあって、そしてイケメンがいっぱいいた。
イケメンじゃない人もいたけど(笑)、でもとにかく目まぐるしくいろんな男子に話しかけられる。
私はフランス語話せないので、スペイン語話せる人とはスペイン語で、スペイン語話せない人も英語でなんとかコミュニケーションを取ろうとしてくれる。
23:59になって一番広い場所の天井にプロジェクターで映された時刻を観ながらカウントダウン。
私はフランス語わかんないからカウントダウンできなかったけど。(笑)
24時になったらみんなボナネー!!って言ってフランス女子が持ってきたシャンパンを空けて大騒ぎ。
24時のあと、ボナネー!(ボン・アネであけおめ的な意味のようです。)って言って両頬にベソという習慣があるのを知らなくて、いちばん最初にそれをイケメンにされた時ちょっと面食らった。けど、その後は自分の好みのイケメンに自分からそれをやりに行きました。(笑)
トイレがキッチンの奥にあって、キッチンは人いっぱいいて、トイレに並ぼうとしたら、今トイレは故障してるからみんなキッチンでオシッコしてるよ。君もやらなきゃ!!とかいやいや絶対ウソでしょそれ。(笑)
本当海外ドラマで観るようなホームパーティーがそのまま繰り広げられていました。
あまりに男子たちが代わる代わる話しかけに来るので、アジア人がそんなに珍しいのか?と思ったけどアジアの別の国の女の子(しかも彼女はフランス語話せる)はとっても暇そうにしてたので(笑)、信頼のジャパンクォリティだわー。(笑)
全員が全員私を口説こうってわけじゃなく、日本と言う国そのものが好き。ジャパニメーションが好き。って人の方が多かったと思うけど、それにしても日本ってやっぱり特別な国なんだな、と。その偉大さを知る。
で。24時を過ぎてからだけど、一人超絶イケメンが現れて!!
やけに目が合うし、視界に入る位置に常にいるな。でも女連れ???
2時くらいに友達の欧州女子たちがどっか踊るとこに繰り出そう!と言いだすのだけど、引き続き「ヘーイ日本人なんだって?」といろんな人に自己紹介されるジャパン・クオリティ。
何だったら残りたい位でしたけど(笑)、最後にその例の超絶イケメンと話せたの!
女友達二人と一緒に来たっていうからカノジョ?と聞いたら違う!と。
で、番号交換にこぎつける。←
まあ番号交換したのはこの超絶イケメンだけじゃないんですけど。(笑)
後ろ髪をひかれつつ近くのディスコテカへ。
あとは主にレゲトン。
ここも物凄い人でごった返してて、すんごい暑かった。
またここでもコロンビア人の男の子とフランス人の男の子に話しかけられて一緒に踊るジャパンクォリティ。
だけど結構酔っぱらっていたし、私は翌日バスでスペインに移動だし、欧州女子たちに付き合っていたら何時に帰れるかわからないということを知っている私は、1時間もしない内に先に帰ることにしました。
店を出たら出たでまた道行く男子がボナネー!って挨拶してくるので挨拶し返したら、ベソはナシかい?と言うのでベソし返したらどこから来たの?名前は?電話番号教えて、と始まるアフリカ系の男子二人。
これはあんまり冷たくすると逆にキケンに身を晒すことになると判断できる39歳なので、にこやかに応対して暫く同じ道だったんだけど、ホテルと逆方向に歩いてることに気付く。
グーグルマップさまさま。
道を戻ってまた別のアフリカ系男子が話しかけてくる。これからどこに行くの?というからホテルに戻るよと言ったらホテルの部屋に一緒に行ってもいい?とか言いだすやつ。(笑)
声をかけてくれてとっても光栄だけどごめんなさいね。とスペイン語で丁重にお断りしてホテルまでたどり着きました。
道を間違えたせいで30分くらいかかったと思う。
海外で夜中にひとり歩きなど自分でもどうかと思うけど、この日は新年だから道にまだまだたくさん人がいたから許される、と思っている。
それにしても未だかつて私みたいな蓮っ葉BBAがこんなにたくさんの男子にちやほやしていただいたことなんて一度もありません。
しかも気付いたけどこの夜私一円もお金使ってない。
お金使わなくても蓮っ葉でもBBAでもイケメンがちやほやしてくれる国フランス。
もうトゥールーズに引っ越したい。って思った。(笑)
つづく!!
トゥールーズ②-2
12/30夕方、この記事に書いたスイス×ドイツ女子(正確にはスイス在住ドイツ系イタリア女子だった。)がトゥールーズに到着。
彼女はフランス女子宅にお泊りなので、フランス女子宅へ移動。
この時既に感じていたのですが、いつも常にかなり歩かされる。(笑)
20分30分なんて普通。いや、私もスニーカーとかならそれくらい余裕ですけど、この時はヒールのあるブーティー履いてたからね...。
(これについては旅行最終日の記事でまた触れますが、衝撃的なトゥールーズ事情も関連していました。)
フランス女子宅に荷物を置いて、中心部に繰り出す我々。
カマンベール・オルノなる、これまたフランス南西部名物の焼きカマンベールチーズが美味しいお店に連れてってくれるとのことで、でも予約が取れたのが22時で、それまでテキトーに飲みながらお喋りしようってことに。
最初に入ったお店で白ワイン注文した。ブドウはシャルドネとソーヴィニヨン・ブランどっちがいいか聞かれたからなんか雰囲気でソーヴィニヨン・ブランを注文したら、スイス女子も私も同じの!って。
ちょっと驚いたのは、お店の臭いが体臭キツい感じで(笑)、でもそういうのヨーロッパでは割と普通と言うか、欧州女子は慣れてるかと思ったら、「わかったあのおじさんだよ...この店には長く居られないね...」とか言ってた。
意外と日本人と変わらない感覚なのね。
スイス女子のことをニガテと思っていたのだけど、お互い人見知りなだけで、実は共通点がたくさんあることに気付いた。
サルサ踊るという共通点だけでなく、同い年だった!そして彼女のスマホと私のiPadのケースの色が全くおんなじ黄緑。彼女も私と同じで英語はカタコト。(といってもドイツ語とイタリア語はネイティブだし、スペイン語も私よりレベルが上だけど。(笑))
他にも共通点いろいろ。
まあ懸念していた通り、二人の会話をただ聞いてるだけのアジア人というポジションにはなってしまうんだけどそれは致し方ない。
2軒目に入ったお店では特にスポーツバーというわけではないんだろうけどテレビ画面でラグビーの試合をやっていて、みんな試合観てた。トゥールーズ対トゥール?
トゥールーズはラグビーが強いことでも有名だそうです。(この日も圧勝でした。)
ビール飲み飲みなんとなく試合観るフリとかしつつ、トイレに行ったら男女兼用。並んでる人が3人くらいいて。
その後ろに並ぼうとしたら段差になってて転びかけてそしたら私の前で順番待ちをしている長身イケメンにフランス語で何か言われて、たぶん「大丈夫?」的なことなんだけど、私フランス語わからないの。ってスペイン語で言ってみたら通じて、日本から友達に会いに来たのよ~。とか言って、そしたら日本のことは大好きだ。的な熱弁をふるってくださった。
順番待ちしてる間ずっとお喋りして、じゃあね。ってトイレから席に戻って女子たちに「イケメンに話しかけられた!」と報告。(笑)
らおりアンタ昼間のチーズショップのジャン・バティストといいやりおるわね。とか言って、でもお店が結構広かったもんで見回してもさっきの彼見当たらなくて。(名前聞いたんだけど忘れてしまった。(笑))
で、そろそろレストランの予約の時間だねってお店を出たら、外のテーブル席で女連れで座ってた!ちっ。←
向こうも気付いて「ボンソワー」って手を振ってくれた。
あの後彼らは「何よあのアジア女!」と揉めていたかもしれませぬ。またしてもトゥールーズに爪痕残した。←
はいそしてお待ちかねこちらがカマンベール・オルノ。
どどーん。
カマンベールまるごと1個に分厚いベーコンと、画像では伝わらないと思いますが後ろのイモも分厚かった。
いや本当美味しかったんだけどね。
量がなんせ多い。(笑)
昼間も肉肉してたしさ。
勿体ないけど半分くらい残してしまいました。
赤ワインをボトルで頼んで3人でシェアしてたんだけど、ちょっと酔っぱらったかなーと思ったので途中から水を飲んでたら、スイス女子に水とチーズの組み合わせは良くないのよ!!と言われる。
そうなの?!日本で言うところの天ぷらとメロンみたいな食べ合わせが良くないということらしいのですが、仕方ないからまたワインに戻したよね。(笑)
クリスマスイルミネーションもいちいちオサレなフランス。
にゃんこ発見。近づいても全然逃げないの。かわいかった。
24時頃解散。まだ地下鉄が動いてるから。って地下鉄に乗ったんだけど、私は二人とは降りる駅が違うから、フランス女子が一緒に降りようか?と言ってくれたのだけど私にはグーグルマップ様もついてるし大丈夫!
地下鉄降りて、ソルティーの矢印を探して(笑)、なんかちょっと遠回りしたけど無事ホテルに着きました。
つづく!
トゥールーズ①~②-1
フランス女子のお友達のフランス女子はタトゥーがすごかった。首から顔の右側にかけてちょっとアジアちっくな竹の模様が入ってた。
二人は職場の同僚でもあって、その職場っていうのが音楽関係なので、割とアバンギャルドな方多い様子。
彼女はスペイン語話さないので、私の友達が通訳になって会話しました。
一旦私の泊まるホテルにスーツケースを置きに行き、その後フランス女子宅へお邪魔。
もう23時近くなっており、トゥールーズではこの時間食事できるお店はない。とのことでした。
トゥールーズはフランス第五の都市ってことなので、ポジション的には日本で言うところの札幌と近いと思うので、日本だと田舎なら22時位には場末のスナック的なとこ以外はほぼ閉まりますけど、札幌位の都市ならなんだかんだ24時間食事できるところはありますよね。
文化の違いだわ~。と、思ったけど単純に人口の問題ですかね。札幌市200万人に対し、トゥールーズ市は50万人。
というわけでフランス女子宅でフランス女子手作りのキッシュ、ポワロー葱入りをいただきました。
素朴なお味で美味しかったです。
私からは例の日本人がよく食べているお菓子群をプレゼント。
チーズおかきとセブンイレブンに売ってるチーズインスナックをフランス女子に食べてもらって是非感想を聞きたかったんだけど、二人ともチーズおかきに軍配をあげてました。あといかボンについて説明したけど、いかボンは二人ともあんまり進んでなかった。(笑)フェイスブックにてお友達のまーちゃんからご提案いただいたたけのこの里&きのこの山が一番喜んでたね。
どっちが好きか後日聞かせて!って言って、3日後くらいに聞いたらたけのこの里に軍配が。理由はチョコがいっぱいついてるから。(笑)
二人はこれからビリヤードに行く、というのだけど、私はさすがに自宅を出てから30時間が経過しており、そろそろベッドでちゃんと寝たかったので遠慮しました。
海外ドラマで良く見るUberで車を呼んでまずは私のホテルに寄って、それから二人はビリヤードにでかけていったのですが、私が降りた後、彼女アジア人なのにスペイン語話してた?と運転の男性に聞かれたらしい。(笑)
トゥールーズに爪痕残した。←
翌朝は11時にホテル前に集合って言ってたんですが案の定起きられず(笑)。
結局13時スタート。
フランス南西部名物、鴨のコンフィを食べに行くことに!
道々見つけた像。
これ何?って聞いたら、ここには本当はジャンヌ・ダルクの像が飾られてるんだけど、今修復中で代わりに?りんご頭タキシードくんがいるようです。
面白い。
お店着。鴨のコンフィの前に前菜を選べて彼女はフォアグラパテを注文していたけど、私はジェズイエ?のサラダ。
カモの内臓肉っていうからどうかと思ったのですが食べたことないもの食べたい!!と思ったので、私はそちらを注文。
ちょっと画像が荒いのですが、こんなの。サラダっていうかほぼ肉。(笑)
砂肝のことらしいのですが、全然砂肝っぽくなかった!←私砂肝あんまり好きじゃないけどこれは美味しかったです。
むしろハラミっぽく感じました。
次に出てきたメインのコンフィより私こっちが気に入った!(笑)
こっちがメイン。
これはこれで美味しかったのですが先にもりもり肉食べてるから感動薄かった。(笑)
右にあるのが選べるつけあわせ。私はインゲンを頼みましたが私にはというか我々日本人には柔らかく茹で過ぎに思えました。
選べるつけあわせ、彼女はポテトを注文してて、皿にてんこ盛りのポテトが来てた。でもこれは別にフランス標準なんだと思う。いやポテトだけでお腹いっぱいになるしょ。(笑)
せっかくフランスに来たからと思ってワインと一緒に食べてたのですが、水が欲しくて、フランス女子に水を注文して、と言ったらおめーがフランス語で注文しろ。との指令。(笑)
いいけどさ。聞き取るお店の人がかわいそうよ。(笑)
水はフランス語でオゥというらしいのですが、オゥなんちゃらシルブプレって言っといた。頑張った。
昨年のバレンシアの学校を終えてからのお互いの近況など語りつつ、楽しいランチでございました。
フランス女子から、学校の女の子と付き合ってたけど別れた。っていう話を以前聞いてて。
え。うーんと。女の子???という疑問について直球で聞いてみた。(笑)
書き間違いじゃなく、本当に相手は女の子だったようです。
でも元カレの話とか聞いたことがあったし、ん?バイ?なの?ということを聞いたら、「これまでも女の子との経験はあったけど(←ここについて詳細を突っ込むことはしませんでした。(笑))カノジョができたのは今回が初めてで、別れてから別の女の子とも付き合ったけど、その子ともダメになっちゃった。自分がレズビアンなのかバイセクシャルなのかわからないけど、今は女の子の方が好き」
だそうです。愛の国フランス。
ちなみに彼女も両親にカミングアウトするのはちょっと勇気がいることだったらしいのですが、話してみたら両親は全く事も無げでカノジョと両親と四人でお食事も何度かしたそうな。さすが愛の国フランス。
男性も女性も好きってことは選択肢が倍になるってことだからね!!と笑ってました。
確かに!!!
お腹がいっぱいになったところで、続きまして私がこの7~8年ずっと継続して使用しているヘレナ・ルビンスタインのマスカラ、現地で買ったら安いんじゃ?と思ってフランス女子に聞いてみた。
フランス女子自身は普段からあんまりお化粧しないので、わかんないけどデパートちっくなとこに行けばあるんじゃないかなーって行ってみたんだけど。ない。
現物を見せてお店の人に聞いてもらったら、このデパートでもかつてヘレナを置いていた時はあったけど、10年くらい前までの話よ。と言われる。
えっヘレナってフランスのブランドじゃないの?!だってフランス製でしょ?!って思って初めてググってみたら、フランスのブランドじゃなかった...。
フランスで作ってるけどアメリカのブランドだった...。
買い溜めしようと思ってたのに...(T_T)
気を取り直してトゥールーズ、キャピタル広場へ。お写真撮ってもらいました。
この写真だけじゃないんだけど、フランス女子基本お写真撮るの上手。
アーティストだわー。
そしてその後チーズショップに連れてってもらいました。
チーズのパラダイスよ。と聞いてたけど本当に凄かった。
フランス女子がお店の人にカマンベールをアテンドしてもらってる間私はブルーチーズを観ていたら、お店のカワイイ男の子が試食を薦めてくれ、まんまとお買い上げ。(笑)
鴨のコンフィの街でカモられる。(笑)
といってもロックフォールチーズ200gで8ユーロくらいでしたので、日本では考えられない破格の安さです。
挙句そのカワイイ男の子と写真撮ってもらった。(笑)名前はジャン・バティストくん。名前までカッコイイ。
それにしても彼だけでなく、フランスはイケメンが多い。
スペインはそうでもないと思うんだけど←(笑)、フランスは圧倒的にイケメン多数。
あと、みんなオサレっていうのもありますかね。
スペイン男子ってオサレに無頓着な人が多いらしいのです。
逆にオサレなスペイン男子に恋をしてはいけないということを聞いたことがあります。
なぜならオサレなスペイン男子=ゲイなので、叶わぬ恋になってしまうから。だそうです。
日が沈み始めたトゥールーズの街。
クリスマスシーズンと言うと日本は12/25で終わりですが、ヨーロッパの多くの国では1/6の東方の三賢人の日まではクリスマスとされているので、クリスマスの飾り付けはまだまだ健在。
長くなったのでこの日の続きはまた次回にします。
つづく!