今日も好きに生きてます。~37歳スペイン短期留学&周遊→海外旅行初心者ひとり旅の記録

留学ってその気になればいつでも誰でもできるんだね。ってことを体現するブログとして始めましたが、それをきっかけとする海外旅行の記録ブログとして更新していきます。

勝手に親近感。

今日はレアルvsバレンシアの試合が、レアルのホーム、サンティアゴ・デ・ベルナベウで開催される模様です。

しかも私がこよなく愛するコロンビア代表、そのハメスがスタメン。

レアルvsバレンシア、そしてスタメンでハメスが出るっていう試合をバレンシアのメスタージャスタジアムにて、私がバレンシア滞在中に開催されれば超ラッキーなんだけど...と考えております。

レアルと言えば、昨年12月のクラブワールドカップにて日本の鹿島アントラーズと対戦。

レアルが圧勝するものという予想を覆し、アントラーズの健闘が称えられた記憶も新しいですけども、その試合で活躍したFW柴崎選手。

その後スペイン領カナリア諸島のクルブ・デポルティーボテネリフェへ鳴り物入りで移籍。

慣れないスペイン語環境に飛び込むという意味で勝手に柴崎選手に親近感を感じていたワタクシ(笑)。

しかし、適応に時間がかかって暫くは練習にも出られなかった模様で、もしかしたら自分がスペインに行った時もそういう状況に陥るかもしれないと思うと、とてもとても他人事ではないと感じておりました。

なんとか持ち応えて今は試合にも出てらっしゃるようですが、爆発的な活躍は未だ、最近は夏に日本に戻ってくるという報道もちらほら...。

早々に日本に帰ってくることなく、日本でごちゃごちゃ言ってる人たちを見返すような活躍を期待しております。

私も頑張ります。←関係ないけど。(笑)

 

渡西用に買ったもの。スリッパ。

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長時間フライトに備えて、と思って買ったけど、考えたら向こうは室内で靴脱ぐ習慣ないですよね。

ググったところによりますと、欧州でもフランス辺りは家で靴を脱ぐ習慣がある家庭もあるようですが、スペインはまず靴脱がないらしいです。

でも、日本人のワタクシは家に帰ったら靴脱ぎたいですよね。足リラックスしたいですよね。というわけで飛行機内以外でも使う場面は多そうです。

好きに生きているようで、

周りの反応が気になる時もあります。

この度の留学に関して周りの反応と言うと、えーすごいねーの後は主に二つのことしか言われません。

①「仕事辞めて行って、帰ってきてからどうするの?!」

と、

②「スペインでステキな出会い見つけて来てね!!」

の二つです。

 

①に関しては、若くもないのにスペインに留学だなんて無謀なことするってことは帰国後のプラン考えてるの?!考えてないんだとしたら相当アホじゃね?ってことだと思うんですけど。

はい、考えておりません全く。

一応、有給消化&公休を合わせるとちょうど2ヶ月間くらいになりまして、その2ヶ月でスペインに行くつもりしておりますので、帰ってきてからすぐ仕事が見つかれば、無職期間は短いのです。

とはいえすぐ仕事が見つかるとは限らないし、本当は行く前に就職活動すべきなのかもしれないんですが、スペイン留学のことで頭がいっぱい過ぎるのに、その後の仕事のことなんて考えられないよ!!!というのが正直なところ。

しかも一応言っとくと、スペインに留学に行って、帰ってきてからは学んだスペイン語を生かせる仕事を!!!とかは全く考えておりません。

だってスペイン語の仕事なんて日本においては首都圏でもほとんどないんじゃないですかね?

そもそも仕事に生かそう!と思って行くわけじゃないので。

今回の留学はほぼ、冥土の土産みたいなもんなので。

いつか行けたらいいな...という気持ちを抱えたまま日常に埋没して気付いたらもう行きたくても体力と気力が追い付かない、ということになったら、本当後悔しかない人生になりそうだから...。

というわけで帰国後の働き口は帰国後に考えます。

ないとは思うけど、帰りたくない!ってなってビザなしギリギリの3ヶ月までいるなんてことになる可能性もゼロではないし...。ないとは思うけど...。

 

続きまして、②について。

このブログを最初からきちんと読んでくださってる方ならおわかりと思うのですが、この記事に書いた通り、そもそも「出会い」を頑張ることをやめよう。ってなってからの留学決定ですから、誰かと出会う為にスペインに行くと思われたらとても心外なのです。

誰かと出会う為だけに行く、と思われてなかったとしても、誰かと出会うことそれも目的の一つ、と思われてる程度だとしてもそれでもとっても心外なのです。

言ってる方には全く悪気なく、私に幸せになってほしいと思ってるただその一心でそう仰ってるんだということはわかっているのですが、それでももやっとしておりましたずっと。

私はただスペイン語をしっかり学び、観るべきものをしっかり観て、食べるべきものをたらふく食べて、とにかく健康でスリに遭わず過ごすことができればもうこれがマックスに最高なスペイン滞在です。

そこにプラス出会いなんて...。

そりゃ出会いはあるでしょうとも。

そりゃ声をかけてくる男性もいるでしょうが、結局それはただ珍しかったり、日本人女性の艶めかしく従順なイメージ先行だと思う。(ちなみに私はまっっっっったく従順ではありませんが。)

そしてそういうイメージ先行で声をかけてくる男性はほぼろくでもない人だと思う。

または日本人だししかも若くない分金持ってそうと思って近づいてくる方でしょう。

声をかけてくる男性の9割はそんな感じと予想しております。

が、それに関しては日本にいても全く同じ。(笑)

 もうそういうろくでもない人には散々会ってきたので、今更スペインくんだりまでに行ってそんな目には遭いたくないです。

だから全然出会いとかは期待しておりません。

20年ろくな出会いなかったのに、スペインに2ヶ月滞在した位で良い出会いなんかあるかー!と。

でも、そう言えば言うほど「いや!!そんなのわかんないじゃん!あるかもよ!!」と皆さん焚きつけてくるので、最近は、そうね。あったらいいね。どうせならイケメンイタリア人かリッチなドイツ人とかがいいわね。と回答しております。

まー何か出会いがあって、その人との何やかやがあった方がこのブログは盛り上がると思いますので、そういう意味では期待した方がいいのかも。(笑)

 

閑話

昨日、「世界の日本人妻は見た!SP」でバレンシアが出てくるというので、録画してさっそく観たんですが、主に3月の火祭りのことについてでしたけど、火祭りはもちろん凄くて興奮したんですが、それよりも、街並みに興奮しました。(笑)

学校と住むところの近辺はグーグルマップ観過ぎてどこに何があるか既に大体把握しているワタクシなんですけど(笑)、昨日の映像の中に、学校のすぐ近くの通りが映ったりしてそこに大興奮いたしました。(笑)

 

っていうことを言いたかっただけの記事になるとアレなので、留学の為に買ったものを本日も掲載いたします。

通学用に、A4が入るチャックのついた肩に掛けられるバッグが必須とのエージェント談。

今自分が持ってるバッグの中で、A4は入るけど、肩に掛けられなかったり、チャックがついてなかったり、または肩に掛けられてチャックもついてるけど、A4は入らなかったり。

でもその為に買うのもなんかなー。買わずに済まそうかなーとも思ったのですが、それで本当にスリとかに遭って「だから言ったじゃん」とかなるのも切ないから素直に言うことを聞くべきだね、という結論に。

でもあんまりしっくりくるものがなくて、暫く探しておりました。

趣味が全くアウトドアとかではない為、大人になってから買ったバッグは本革(または若い頃は合成皮革も)の割とかっちりしたものばかりでして。

しかし、そういうのは教材とか入れると重いよね...。iPad(←これも留学の為に買ったんだった)入れただけでも重いし、ここは旅行者らしくナイロンのバッグなんだろうなーということでこちら。

スリに遭わない為にできるだけみすぼらしい方がいいとの渡西歴3回の友達もそうおっしゃっていたし...(笑)。

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私全然わからないのですが、キプリングという欧州のメーカーの物のようです。

このゴリラ?のマスコットがついてるのが特徴みたいなんですがワタクシこういうものニガテですので外して使います。(笑)

色は、思ったより明るかった。が、スペインで全身無彩色のファッションとかはむしろ逆に目立つはずなのでむしろこれぐらいでちょうどいいはず。と信じております。

ポケットがたくさん&キーリング的なものもついてるしとても機能的なバッグです。

ぴっかぴかの新品でスペインに持って行くのもアレなので、早速スペイン語レッスンに行くときなどに使っております。

でも本当こういうナイロンのバッグを持ち歩くことが久しぶり過ぎてなんかソワソワします。(笑)

その内愛着が沸くと思うけど、今のところは特に...(笑)。

でも使いやすいことは間違いなさそうです。

 

 

スペイン語以外のことも学ぶ。

私が通う学校は、生徒の多い夏季シーズンは30歳以上が30%以上を占めるというステキ(笑)なクラスが構成されます。

これも、この学校に決めた理由の一つでした。

エージェント曰く、日本人は物凄く年齢のこと気にするけど、ヨーロッパではあんまり気にする人はいないから、そんなに構える必要はないとのことで、そうなんだ!!と、思ったけどそれでも...ね。

だって夏休みにヨーロッパ各地からバカンスを兼ねてスペインに留学に来る学生のほとんどはそこそこお金持ちのおぼっちゃんおじょーちゃんなんでしょー?

こちとら自分で稼いだ金で留学してますから、そんなおぼっちゃんおじょーちゃんたちと気が合うかしら?という偏見丸出し。(笑)

かといって逆に、私はある程度お金を払ってでも行きたいとこに行って食べたい物を食べたいと思っているので、おこづかいギリギリな感じでお金をかけずに遊ぼう!!みたいな感じの皆さんだとそれはそれで気が合うかしら?とか。

ヨーロッパでは、60代、70代の方でも留学は普通なのでそういう方もたくさんいると聞いておりますが、あんまり年上過ぎても行動範囲やアクティビティ範囲が狭まりそうな気もする。

だからやっぱり年が近くて、同じくらいの金銭感覚の人と友達になれたらサイコーだけど...。

って、そんなワガママばっかり言ってたらそもそも友達一人もできないんじゃ..?(笑)。

 

学校で友達ができなかったら、毎日MangoとかH&Mのアウトレットに行って、毎日サルサクラブに行くことになっちゃうので、ワガママばっかり言ってないで、もっと人間関係に関して柔軟さを学ぶと言う意味でも修行になりそうです。

 

 

画像は留学を決めて間もない昨年末あたりに入手したサングラス。

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太陽の国スペインでは、サングラスはオサレアイテムというより、生活必需品の一つと言っていいようです。

でも日本人の顔に合うサングラスが意外とスペインには売ってないので予め日本で入手しておいた方がいいらしい(エージェント談)。

画像のサングラスはどっちも700円位で安物だから壊しても落としても盗まれてもショックは少ないけど、UVカット機能もついてないので、もっとちゃんとしたサングラスも1個買って行った方がいいかなーとかも考え中です。

寮に住もうと思ったら。

今年の夏にスペインに留学しますが、私が留学について具体的に動き出したのは昨年11月でしたので、短期留学としてはかなり早い段階でした。

地域と学校を決めて、住むところは大学学生寮に!と、したはずが、エージェントから学校へ夏の寮の空きを調べてもらったところ、寮側からそんな先のことはわからない、との回答。(笑)

夏はスペインの大学に通う学生も自分の故郷や自分の国に帰るので、空きは出るはずだけど、今の段階ではわからない。

(プラス、おそらく入寮の申込みも、提携する大学の学生が優先されるんだと思う)

まーそりゃそうか...。

空きが出るかどうかわかるまで気長に待とうと思っていたけど、AIR BnBという選択肢もある、ということを教えてもらいました。

いわゆる民泊です。

見知らぬ人のお宅に泊めてもらう、っていうのだとホームステイと変わらないけど、「まるまる貸切」と呼ばれる、家具やおおよその生活必需品が備えられているマンションの一室をオーナーさんがまるごと貸し出してくれるっていうのがありまして。

すっかり寮に住む気で、送られてきた写真を手掛かりに寮の住所を調べ上げ(←(笑))、グーグルマップで寮の周りにあるバルの情報を見ながらうっとりしていた私は、最初はえー寮がいいよー。と思ったのですが。

調べてみるととっても良い場所に「まるまる貸切」できるお部屋があり、寮は食事やリネン交換&清掃などが入ってる分かなり¥お高いけど、AIR BnBのそのお部屋は寮に比べたらずっと安くて、自炊も可能。

見てる内にこっちでもいんじゃね?!という気分になりました。

ただ、その場合は学校経由の手配ではなく、私個人がAIR BnBの申込をすることになるので、何か起きても学校もエージェントもアテにはできない。という...。

1週間くらい悩んだけど、寮の空きが出るまで待って、いざ寮に入れない!なんてことになって、焦って住むところを探しても今注目してるそのお部屋はもう埋まってるかもしれないし...。

というわけで結局、寮ではなくAIR BnBで申込することにしました。

まずはパスポートを更新するところから開始。

(18年前、学校の研修旅行でハワイに行くために10代の頃に作った5年のパスポートは、以降一度も使いませんでしたので(^_^;))

そして、何かトラブルが起きても今の自分のスペイン語力では解決できない!!となったので、数年ぶりにスペイン語の先生を付けました。

そしてオーナーさんへのご挨拶のメールの文言を作って、先生に添削してもらって、いざ申込。

長期の宿泊の場合は最初の30日分を先払い、その分に関してはキャンセルポリシー100%なので、これを申込してカード情報を入力したらもう引き返せない!!!って、かなりドキドキしながらクリックしました(笑)。

(※実際の宿泊開始日の翌日まで代金はAIR BnBが預かり、その後オーナーに支払われるという仕組みのようです。)

怪しい日本人になんかお部屋貸したくない!とかなったら悲しいな...って思ってたけど、OKしていただけました。

というわけでスペイン一人暮らし決定。

留学に関する費用で一番最初に払ったのがこのお金です。

写真ではとっても素敵なお部屋だけど、実際はどうですかね?(笑)

写真じゃこんなにステキだったのに実際は...ってことは絶対あると思うけど、そういうのも愉しめるくらいの余裕で滞在したい所存でございます。

 

 

 

地域、そして学校の選定。

留学する、となればまずは何はなくとも学校探しですよね。

日本のスペイン語留学エージェント最大手と思しき某社に資料請求して、それが届くまでの間、ネットでいろいろ検索しておりました。

ランゲージコース・ネット

↑ここでいろいろ見てたんですが、最初はスペインだけでなく、中南米も留学先として考えておりました。だってそもそもサルサが好きだからスペイン語やってるわけですし...。

でもスペインに比べて全体的に授業料が少し¥お高い?のと、遠いのと、あとはスペインは財布スられるくらいで済んでも、中南米は命の危険が大ということでやはりスペインを留学先に決めました。(今思えばヨーロッパはヨーロッパでテロ遭遇のリスクは高いですが。)

スペインに決めたといっても、じゃあどの街に?

田舎育ちですから、あんまり都会だと毎日疲弊しそうという理由で最初からマドリッドバルセロナは候補から外して考えており、それ以外の街で↑に載ってる多分全部の学校のレビュー見たと思う(笑)。

で、目に留まった学校が二つ。

一つはバレンシア、一つはグラナダ

どちらの学校も他の学校とは一線を画す個性的な特徴を持っており、尚且つレビューも高評価。

どっちにするか、または両方行っちゃう?!と考えつつ、宿泊施設の条件に注目。

一人暮らし歴19年のワタクシですから、たまに実家帰った時ですら居心地の悪さを感じるくらいなので、まさか今更知らない人と住めるわけない。というわけでホームステイは却下。

(しかもスペインの場合は、「ホームステイ」と聞いてイメージされるような、家族みんなが自分一人を歓迎してくれて、もう第二の家族なの!!みたいなあたたかい感じとかじゃないようです。一人のおばあちゃんが複数人の生徒の炊事・洗濯・掃除を請け負っているだけで、特に会話とかはなく、ファミリー感ゼロ。みたいな。←これもランゲージコースネットのレビューを見て知った情報です。もちろん中にはこれぞホームステイ!みたいなステキなとこもあるみたいですけど、ホームステイ先は自分で選べるわけじゃありませんから、当たり外れがデカい。)

そして、同じ理由でシェアアパートも却下。ホームステイ同様、良い同居人に当たればいいですが、そうでない場合は過酷な留学期間になる...。

あとの選択肢として、バレンシアの方は大学学生寮というのがあって、部屋にトイレもシャワーもあって、食事は食堂にて、ジムもあって、週に数回掃除やリネンの交換もあるってことで、これいーじゃん!!

もちろんホームステイやシェアアパートに比べるとかなり¥高いのですが、私向けだな!!となりました。

グラナダの学校では宿泊施設の選択肢の中に学生寮はなく、プライベートアパートの選択肢はあるけど、更に¥お高いというわけで、この時点でバレンシアの学校に大きく気持ちが傾きました。

ランゲージコース・ネットから、学校への申込みも可能なのですが、全く海外慣れしてないワタシなのにこんなただネットでつらーっと見ただけで決めちゃうのは不安だな...となりまして。

で、この学校に申込みできる他のエージェントを探して、そちらに見積依頼。

そうこうしてる内に、最大手エージェントからの資料到着。

でも、この最大手のとこは、提携してるいくつかの学校があってそこを推したいというのが強いと感じ、でも私が興味を持ってる学校はその対象には入ってなかったので、最大手のとこに依頼するのはやめました。(実際には推してる以外の学校の紹介も大丈夫みたいですが、なんとなく....)

「留学エージェントは自分たちの手数料載せて請求してくるから、学校に直接申込みした方がいい」なんて話をよくネット上でも目にしましたが、実際には違うと思うんですよ。

少なくとも私が行く学校に関しては、エージェントから見積取ったけど、学校のHPに載ってるのとおんなじ金額だし。

もちろんエージェントは学校から紹介料は貰うわけですけど、それを利用者に負担させてるわけではないので、直接学校に申し込むより、エージェントを通した方が日本語でサポートも受けられて安心と思います!!

というわけで私はエージェントを通して申込みし、この学校に行くことにしました!!!

 

 

どんなに頑張っても「普通」にはなれない。

前回の記事に書いたいきさつについて、最後の方を端折りましたので、その辺について本日は書こうと思います。

 

いつか留学行けたらいいな→再来年行けたらいいな→いや私は来年スペインに留学する!!

に移り変わるまで。

 

30代で留学する人ってどのくらいいるんだろうか?と思ってネットでいろいろと検索してみましたら、実際は本当にたくさんの人が留学してらっしゃるということを知りました。

なんだー30代で留学って別に珍しくもなんともないんじゃん!と、思いきや、そういう方のブログをそれぞれじっくり拝見しますと、30代で留学する方の多くが、学生時代にも留学経験あり。

留学経験はなくても、趣味でしょっちゅう海外旅行に行っていて、満を持しての留学という方も多数。

あとは成績優秀で海外の大学院までに進んで勉強を続けてらっしゃる方等。

 

前回の記事にも書きました通り、私自身は学生時代に留学経験はなく、海外旅行も学校の研修旅行でハワイに1回行っただけ、そしてもちろん全く高学歴でもありません。

30代で留学は特に珍しくないけど、私みたいなタイプの人間が30代で留学することは珍しいのかもしれない。という結論に。

留学留学って騒いでるけど、実際は今の生活から逃げ出したいだけなんじゃない?

このまま今の会社に定年まで勤めれば安定した生活が送れるし、正社員の職を辞してまでやることなのだろうか?

 ましてや自分自身特別技術職というわけでも資格職というわけでもないのに、留学から帰ってきて職探ししても良い勤め先は見つからないかもしれない。

スペイン語を話せるようになったからって、日本の地方都市においてはボランティアの需要すらない言語なのに、わざわざ留学に行く意味って?

単なる中年の危機?焦燥感?

そんな風に自問する日々が続きました。

 

しかし、そんなことをひっくるめて、それでも今留学することに価値がある、と思ったのです。

言語を学ぶことに年齢は全く関係ないから、定年後に留学することは十分可能だけど、その頃には脚が痛いとか腰が痛いとか、持病がどうとかでもう体力も気力もない可能性もある。

極端なことを言うと、帰ってから良い会社に就職できなくて貧しい生活を送ることになったとしても、それでもスペインに留学したっていう思い出(言い換えると誇り)があれば生きていける!と思ったのです。

 

「普通」になりたくていろいろ頑張ってきたけど、私は「普通」にはなれない。

かといって、実はとても気が小さいので破天荒なこともできない。

日本ではみんなと同じであることが素晴らしいという社会の刷り込みがあるけど、私はみんなとはちょっと違うことをしながら自分らしく生きて行こうと思うのです。