サン・セバスティアン②-2
早速バルエリアへレッツゴー!!と、行きたいところですがその前に私には行かなければならないところがある.....。
本屋さんでDELE(世界共通スペイン語検定試験)のB1の教材を買う。
Fnacという本とかDVDとか専門のデパートみたいなところに行きました。
このお店、バレンシアでは観なかったけど、トゥールーズにもあった。
北スペインとフランスにあるのかしらね。
売ってるやつ一通り買う!!と、張り切っていたのですが、なんか思ったよりいっぱい種類ある。(笑)
10種類くらいはあったかな。
しかも思ったほど安くない。10ユーロくらいで手に入るかと思ってたのに全然。
ワタクシのチョイスはこの2冊。
左20.5ユーロ、右18.3ユーロ。
左のやつはなんかカラーだったし大判だし勉強しやすいかという判断で。
右のやつは試験前対策っぽかったので買ってみました。
ま、帰ってから一回も見てないっていうか右の方は包装も破ってない。(笑)
その後お土産物屋さんでちょろっと買い物。
さらにスペイン全土にある雑貨屋さんALE-HOPで自分用にポーチを買ったり(それまで使ってたオルビスのノベリティで貰ったポーチが超絶使いづらかったので変えたかった。)
あと、とってもステキなもの見つけたのでもう即買い。(笑)
こないだの土曜お友達に渡しました。喜んでたと思う。こういうのいやげものっていうんでしたっけ?(笑)
そしてそしてお待ちかねのバルめぐり。
一軒目はgorriti
お店の人もお客さんもわりかし年齢層高めの雰囲気。
何食べようか全然考えてなくてシドラと、この手前のオリーブとニシンの酢漬けみたいなのを食べたはず。
2軒目はatari
こちらでは、温かいものが食べたい!ということでテーブル上のタパス&ピンチョスはスルーして、黒板メニューに注目。アーティチョークとムール貝のマリネラ(魚介の出汁の効いたスープ)4.5ユーロをオーダー。
瓶詰ではないアーティチョークは日本ではあまり食べられませんので貴重でした。
しかも美味しい!
3軒目はTAMBORIL
ここで、何食べたんだっけなぁ。(笑)
シドラを飲んだのと...?(笑)
でもお店の雰囲気、スタッフの雰囲気、お料理・飲み物の雰囲気は私ここがいちばん私好みだった気がする。
ドヤ顔でアグール(バスク語の挨拶)って言って帰るとみんな笑顔で見送ってくださいました。(笑)
その後Albertoって店に行きたかったんだけどお休みで、で、4軒目はGandariasというお店に。
昼間味わえなかった魚のスープ、食べたい!
ということでスペイン男子からの指令。今度は自分で注文してみたまえ!
トゥールーズではフランス女子からフランス語指令が出たけど(笑)、それから比べたらヨユーよ!!と思ってシドラ2杯と魚のスープ...って言おうとしたらシドラ2杯と...に相槌を打ってくれなかったから聴こえてないのかと思って何回もシドラ2杯って言ってたら、他にはなんだよ?と急かされる。(笑)
だって聞こえてないと思ったんだもの...。
そんなバルめぐりの洗礼も受けながらスープにありつきました。
大変美味しゅうございました。
すっかりお腹いっぱいになりバルめぐり終了。
どこのお店も本当に激混みで当然のように立ち飲み、私絶対ひとりじゃ入れなかったと思う。
入れてももじもじしてなかなか注文できなかったと思う。(笑)
スペイン男子がいてくれたおかげでいろいろ廻れて、本当にありがたかったm(__)m
が、彼は翌日仕事上重要な人物との会議があるということでここでお別れ。
さびしいなぁ。
でも忙しいのに朝早くからありがとう!!!
しかも全部ゴチになってしまったのでレシートがない。
払おうとしてるのに払わせてくれないんだよ...。
つくづく至れり尽くせりの一日でございました。
ワタクシは桟橋の方までお散歩しながらホテルに戻る。
そういえば日中、「サン・セバスティアンは凄く治安がいいよね?」とスペイン男子に聞いてみたら、そうだね。今はそうかもしれないけど少し前まではバスク独立運動過激派っていうのがいて...知ってるかい?と言われたので、得意げに「知ってる!!ETAでしょ!!!」と言ったら、その通り、良く知ってるね。でもそれあんまり大きい声で言ったらいけない。って言われた。(笑)
ETAにしても、アグールっていう挨拶にしても、映画オチョ・アペジードス・バスコスを観て勉強したのが役に立った!
トゥールーズにしても、サン・セバスティアンにしても、大挙して来るアジア人ツアー観光客がいないというところがすごく良かったと思う。
トゥールーズではアジア人そのものをほとんど観ないし、サン・セバスティアンで見かけるアジア人はほとんどが日本人だったね!
ご夫婦でバルめぐり、と言う感じの個人旅行の皆さんが多かったように見えました。
あまりに観光地化されている地域だとこうはいきませんからね。
マニアックな旅程の良さを感じました。
つづく!