トゥールーズ④~サン・セバスティアン①
朝ごはん。
昨日例の流暢な日本語を喋る男の子がレジ打ちしてくれたスーパーの商品。
本場のオランジーナ、味が劇的に違ったりする???と思ったけどほとんど同じでした。
それにしても物価が高いフランス。
日本のオランジーナは500mlじゃなくて350mlだけど、にしても500mlで1.95ユーロ(250円位)って高くない?!
ミネラルウォーターは売り場にエビアンしかなくて、多分常温の売場とかもあって、そこにはもっといろんな種類のミネラルウォーターがあったんだろうけど、エビアン500ml1.2ユーロ(155円位)、1L2ユーロ(256円位)。高っ!!
レッドブル1.55ユーロ(200円位)、そしてラップサンド3.09ユーロ(396円円位)は日本と同じくらいと思うけど、スペインが物価安かったから、お隣のフランスがこんなに高いのがびっくりです。
この日はホテルをチェックアウトし、夕方のバスでスペイン移動。
欧州女子たちにワッツアップを送ってみたら、あの後別のディスコテカに移動して朝7時まで飲んでたって。(笑)
12時にチェックアウトしなければならなかったので、チェックアウトしてスーツケースを預けられるか聞いたら快く応じてくれました。
私はとぼとぼ歩いてとりあえずバス乗り場を偵察する為に駅の隣のバスセンターへ。
ホテルの前の大きな通り。今は工事のブロック?みたいなのがたくさん積んであって、将来的にはバルセロナのランブラス通りみたいなのを目指しているとのことでした。
しかし私の印象としては全体的に荒廃しているように感じたトゥールーズ。(笑)
毎日天気が悪かったせいもあるかな。(笑)
バスセンター着。私はこの時初めて自分の乗るバスがサン・セバスティアン終点ではなく、ポルトガルのポルト終点であることを知る。
寝過ごしたりしたらポルトガルに着いちゃうやつ。(笑)
ホテルからバスセンターまで歩いて15分くらい。スーツケースを持ってこなきゃならないし、あとでスーツケースをホテルから引き取ってからはタクシーに乗ろうって思ってたんだけど全然タクシーが走ってない!これも元旦たる所以か...。
バスセンターから更に15分ほど歩いて、フランス女子宅へ。
7時まで飲んでたなら起きられないだろうから、私とりあえず行くね。って言って。(笑)
フランス女子宅で暫く駄弁る。らおりアンタ昨日何人と番号交換したの?5人?やりおるわね。私は好みの女の子に出会えなかったわ。とか言ってた。
コーヒーを飲んで街散策へ出発。
この日も寒い。そして曇っているトゥールーズ。
サン・セルナン・バジリカ大聖堂
3世紀にトゥールーズにキリスト教を広め、偶像崇拝を拒んで殉教した聖セルナンに奉献されている。って世界の歩き方に書いてありました。宗教知識が全然なくてそういわれてもぽかーんなんですけど(笑)、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼アルルの道の重要な巡礼地でもあるそうです。
ガロンヌ川を挟んで見えるのはレザバトワール近・現代美術館。
地下展示室にはピカソの巨大幕があるそうですが、元旦は閉館です...。
ガロンヌ川の遊覧船、夏なら乗れたのに...。
観るのみです。
こちらはポン・ヌフ橋。
よく見るとリンゴ頭タキシードくんの仲間が隠れています。
こういう遊びって日本ではやらないタイプの芸術だと思う。
ホテルの2階?バルコニーのとこにも女体アートが。
こう見ると、毎日飲み食いとお喋りに明け暮れるだけでなく、ちゃんといろいろ見てくれば良かったという気になってきた。(笑)
トゥールーズはバラ色の街と呼ばれているのですが、バラ色というかレンガ色?そこで生まれたフランス女子もまたバラ色とは思わないと言ってました。でも美しい街並みを誇らしく思っているようでした。
こちらは近くの立体駐車場に登って撮った街並みの様子。
道には昨日の紙ふぶきだったりあちこちに酒瓶だったりが散乱しておりました。
元旦は毎年こんなものなんでしょう。(笑)
コミックストア的な?(笑)
亀仙人先生.....(笑)。
さんざん歩いて私のホテルまでたどりつき、スーツケースを引き取って二人はバスセンターまで送ってくれました。
いや本当に歩いたわこの日。(笑)
バスセンターの自動販売機でグミを買おうとしたら落ちてこない!
フランス女子に助けを求めてフランス女子が自販機の中に手を突っ込んで取り出してくれました。
スイス女子は私がトゥールーズに戻る一日前にスイスに帰るのでここでお別れ。
二人とハグしてバスに乗り込んで、私の席№を探したらそこに女の子が座ってる。
え。私のとこじゃないの?って思ってきょろきょろしてたら運転手のおじさんがやってきておめーの席は後ろだって。え、でも20番ってここじゃないの?と思ったら、座席のとこには20番って書いてあるけど、上の棚のとこにも番号が書いてあって、そっちが正しい席番号だったらしい。紛らわしいな!!!
そんなヨーロッパの洗礼を受けながらバス出発。
さっきのグミを開けたんだけどそれが超絶不味かった。(笑)
ハリボーの日本では見かけないやつが売ってたからそれにしたんだけど、本当もう飲みこめないくらい不味かった。一個だけ食べてスペインのホテルで捨てた。(笑)
バスは、私の前の席に3人組の若い男子たちが乗っていて、お喋りとかは騒がしくないんだけど、何回もスマホ落としたり、小銭入れ落としたらしく小銭ばらまいたり、落ち着かなかった。(笑)
途中フランス語でアナウンスがあって、その後乗客が体勢を立て直してて、バスが止まったから何事かと思ったら、検問?
国境を越えるからなのか国境警察って書いた制服を着たおじさんが車内に入ってきて乗客一人一人の顔を見て行きました。
私も顔をガン見されたけどそれだけだった。
バスはすぐまた出発。
もう暗かったので景色を眺めることもできず、かといって男子たちの落着きのなさにやられたりしてほとんど眠れなかった5時間半。
無事サン・セバスティアンに到着!!
既に22時過ぎ。
ホテルまで徒歩800メートル。タクシー乗ろうかなって思ってグーグルマップルート検索したらタクシーだととても迂回することになり、歩くのとかかる時間がほとんど変わらないことがわかりまして。
まー歩くか。大丈夫だべー。
ってバスターミナルに降り立ってどっから地上に出るのかなって思ってたら眉毛の繋がったホームレスのおじさんが元気いっぱいでエレベーターはそっちだよ!って教えてくれた。(笑)ありがとう。(笑)
エレベーターの乗り場のとこに別のホームレスの女の人がいて、さっきのおじさんとグルで財布とか盗られたらどうしよう!!とビビったのですがひたすら目を合わせず通り抜けて大丈夫でした。
地上に出てみたら、サン・セバスティアン。凄いキレイ!!
荒廃した印象の大晦日明けのトゥールーズと違って道にゴミなんてほとんど落ちてないし、駅前のイルミネーションがすっごくキレイでした。
でもスーツケース持ってるから写真はまた後日。
サン・セバスティアンに着いて、うん。なんか安心した。
フランスと違って言葉はわかるし、清潔な街並みのおかげであんまり危険な雰囲気も感じませんでした。
ホテルは、オンダリビアのパラドールに泊まりたかったけどいろいろな予定を考慮して断念し、コンチャ海岸目の前のホテルに変更。
ここは2017年にグラナダで泊まったホテルと同じ系列で、ちょっとそれが不安でした。
そう、壁から水が噴き出して、そしてそれを謝らないホテル。(笑)
だけどここは全然グラナダとはレベルが違った!
フロントの女の人、どっかで見たことある気がする...って思ったら、NHKスペイン語講座で平岳大さんが泊まってたホテルであったことに部屋に入って気付く。
ステキでしょ!!!!
直前割引で、一泊1万円ちょっとでシービューのお部屋に泊まれちゃったのです!これが夏のトップシーズンならこの3倍はするでしょう...。
お部屋からの眺め。
4階(スペインでいうところの3階)にアテンドされて、もっと上層階だったらいいのにーって思ってたけど、充分満足できる眺め☆
大満足のホテルでございました。
続く!!