今日も好きに生きてます。~37歳スペイン短期留学&周遊→海外旅行初心者ひとり旅の記録

留学ってその気になればいつでも誰でもできるんだね。ってことを体現するブログとして始めましたが、それをきっかけとする海外旅行の記録ブログとして更新していきます。

マドリッド②

嘘みたいなんですけど。

前日夜、

いやーサラゴサのホテルでは蚊のせいで自分の顔叩きながら寝てたから全然よく眠れなくて最悪だったなー今日はゆっくり眠れるはず~。

って電気消したら。

 

ぷ~ん。

 

って!!!!

 

「えええっ」

ってなまらでかい声で言っちゃったよね...。

ホテルの部屋、9階(スペインの8階)だし、こんな高いとこまで蚊って上がってくる?

日本だと3階以上だと虫って入って来ないですよねあんまり...。

まさかサラゴサからついてきたんじゃないでしょうね?!(笑)

いや...ついてくるのはムリとしても、荷物の中に実は侵入してたとか?

そんなわけないか...。

ともあれ二日連続の蚊の襲来。

同じく自分の顔を叩きながら寝た。

おでこ刺された...。

 

サラゴサにいる時に、この記事に書いたマドリッドに住んでる女の子に一応連絡したんだけど、私の予定と合わず結局マドリッドを案内してもらうことは叶いませんでした。

でもちょっとほっとした。

スペイン語喋らなくて済むから。←身も蓋もない。(笑)

一人の方が気楽だしね~。

 

さて二日目。

マドリッド観光の人があまり行かなさそうなところに行くワタクシ。

私はいつも旅行では、あんまり有名ではないマニアックなとこに行きたがる傾向があります。

バスに乗って、イビサ地区へ。

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これは地下鉄の駅だけどね。

イビサ島には行けなかったけど、イビサ地区には行った!(笑)

バルセロナのボルン地区同様アジア人観光客が少なくてほっとします。

イビサ地区に来たのにはもちろん理由がございますが、その前に、イビサ地区のエル・コルテ・イングレス(スペイン全土にある何でもそろうデパート)で缶詰類のお土産を買い漁りました。

でね、お会計の時にね、レジの女の子に「エル・コルテ・イングレスのカード持ってる?」って聞かれたの!!

すごくない?!地元の人と思われたのかな?!

バレンシアのエル・コルテ・イングレス多分20回以上行ったけど一度もそんなこと言われなかったよ(笑)。

私スペインに馴染んできたのかしら!とちょっと嬉しかったけど、単にイビサ地区はあまり観光客も来ないようなとこだからそう言われただけかも..(笑)。

 

スペイン滞在もこの日を含めあと3日。

スペインに行く前に、スペインに行ったらやりたいことという記事を書いたのを思い出して、何かやり残したことはないだろうか?って自分で読み返しました。

いくつかを除いてほとんどは達成。偉いぞ私!!

と、思ったら。

私イソギンチャク食べてないじゃん!!!

というわけでイソギンチャクが食べられる、アンダルシア料理のバルに行くためにイビサ地区まで来たのです。

開店と同時に店に入って、イソギンチャク食べたいんですけど!!と、給仕長とおぼしきお父さんカマレロに告げました。

ずーっと鼻歌歌いながら給仕する陽気なお父さんでした。

アンダルシアのバルらしく、一杯頼むと一個おつまみつけてくれる。
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2杯目のビールには右下のイワシの酢漬けつけてくれました。
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はい!!こちらがイソギンチャク!!
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ウニっぽい。と聞いてたけど。うんまあ敢えて言うならウニ?

食感らしい食感がなく、とにかく磯の香りが口に広がる感じでしたね。

そして写真右側にちっこいカニ写ってるのわかります?

イソギンチャクに隠れてる状態で一緒に収獲されて一緒に揚がっちゃったってことみたいですよ。

あとから小魚も出てきた。あと、ちっこい貝殻とか。

イソギンチャク、美味しいけどね。一人でこの一皿はちょっと飽きるね。(笑)

ビール3杯頼んで、おつまみも3種類もらったんだけど、
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お父さん給仕長が鼻歌歌いながらウインクしてさらに一皿このイワシ唐揚げつけてくれた。ありがとう!!

そして、

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私ビール3杯飲んだのに2杯になってる。(笑)

サービスなのか素で間違ったのかはナゾ。

人気店みたいで速攻で満席になってた。開店と同時に入って大正解だったね!!

 

バスでホテル近くまで戻る。

バスは慣れたらむしろ最強です。きっぷ買わなくていいし。

そのままソフィア王妃芸術センターへ。
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ぶっちゃけ芸術はもうお腹いっぱいという気持ちもあって、プラド美術館とソフィア王妃芸術センター両方は行かなくていい!!

というわけでピカソゲルニカがあるソフィア王妃センターを選択しました。

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日曜の15時~は入場無料と聞いてたけど、まだ14時だったけど入場無料だと人も多くてじっくり観られないだろうからむしろお金払って入る!と思ってたのになんか無料だった。

15時~じゃなくて14時~に変わったとか?ナゾ。

缶詰が重かったのでロッカーに預けました。あとでお金戻ってくるタイプのロッカーでした。

 

オサレな中庭。

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一部作品を除いて写真撮影OKというのもソフィア王妃センターの魅力ですが、そんなに一生懸命写真ばっかり撮ってる人はあんまりいなかった。

収蔵作品が膨大なので、時間が限られている人はある程度狙いを定めて観るのが良いようです。

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ダリの「偉大なる手淫者」という作品だそうです。

ダリ自身の性的妄想を描いているとのこと。

面白いね。(笑)

 

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これかわいかった。これのグッズあったら買いたかったけどなかった。

 

ピカソゲルニカは撮影禁止でして、お写真はありませんが、ものすごい人だかりでしたね。

ドイツ空軍による空襲を受けたスペイン北部の町ゲルニカで2000人もの市民が亡くなったその怒りと悲しみを表現している作品ということで、本当は静かにゆっくり鑑賞すべき作品と思いますが、静かにゆっくり鑑賞するのは無理でしょうね...。

 

主要作品を一通り観て、徒歩でホテルまで。

荷物を置いて向かう先、それは闘牛場!!

セビージャで観られなかったことが心から残念だったのですが、マドリッドにも闘牛場あったよねそういえば!!

調べたら私のマドリッド日程でちょうど闘牛開催されてるじゃないの!!

 

しかも、セビージャの闘牛場と違ってオンラインでチケットを買える!

(アンドロイドだと「パス」ってアプリをダウンロードすればチケット画面表示できるんだけど、今のところiPhoneには対応してないらしい。アンドロイドで良かった...)

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日なた席、日なた&日陰席、日陰席の3種があるけど、日差しが強いから絶対日陰席がいい、という予習はしてあったので、日陰席の一番安い席取りました。

 

マドリッドで初の地下鉄に乗ろうと駅に行ったけど、地下鉄なんてどこの都市も同じだろうと思ってたらなんかきっぷの券売機がよくわかんなくて!!

すんごい手こずってたら後ろにいた女の子が教えてくれたんだけど、買わなくていいマドリッドSUICAみたいなの買ってしまった(笑)。

まーとにかく地下鉄乗れたからいいんだけど。

開始時間ギリギリに着いて、かなりテキトーアングルで闘牛場の写真撮りました。

彫刻、後ろ姿だし。(笑)
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そしたら若い女の子たちに写真撮ってくれない?って頼まれたんだけど、断っちゃったよ(笑)。

スリかもしれない。っていうかもう時間ギリギリだしそれどころじゃなかった。(笑)

チケット画面を表示させて無事入場。

石の階段みたいなとこに座ることになるから、入口で座布団レンタルしてくれるおじさんたちがいるからそのおじさんから1.5ユーロくらい?払って座布団ゲットすべし。という情報も知っていたのでその通りにしました。

それはいいけど自分の席がどこか全然わかんないぜ。

というわけで周りのおじさんたちに聞きまくる(笑)。

みんなちゃんと教えてくれました。

一番上ではないけど、上の方の席だったから、上の階に来たらすごい空いてた。
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下はごった返してたのに。

まあ廊下が空いてるってだけで既にみんな席に座ってたって話だったんですけどね。

このフロアでビールを買い、カウンターのお兄ちゃんに私の席の入口を教えてもらってそこに入ろうとしたら。

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この青いシャツの係員の人がちゃんといて、ちゃんと場所教えてくれました。

席は、すんごい狭い空間だったね!!

私の席は9ユーロくらい?で、手数料入れて13ユーロかそのくらいかかったんだけど、良い席だと200ユーロ近くするようです。

観るのは後ろでもいいけど、狭いのが辛かったからもし次に来るならもう少しゆったり座れる席にしたい。(笑)

 

 闘牛、ちゃんと流れとかあるの知ってます?

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私も知らなかった。これで学習しました。

 

デジカメのズーム機能が少し調子よく、超拡大して撮れた。

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本当はこのくらいの距離。

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この日は、有名牧場出身の牛が出る正闘牛だった模様。

あのね。私は闘牛面白かったよ!!

白熱したね!

さすがに最後死んだ牛が引きずられてるとこ観るのはちょっとかわいそうなんだけど、でも命をかけたショーですからね。

一撃で牛を仕留めるのが良い闘牛士ってことになるようで、全部で6戦行われたのですが、第1戦の闘牛士がかなり手こずっていて、ヤジが飛んでました。

他の闘牛士も一撃って感じじゃなかったなぁ。

この日いちばん拍手貰ってたのは、2戦目のピカドールが、本当一撃で槍を刺して、すんごい歓声と拍手。退場の時目の前を通る客席の人たちが立ち上がって手叩いて賞賛してるのが見えました。

私よりかなり後ろの席でツアーじゃなく個人で鑑賞に来たみたいな中国人学生風の子たち4人くらい来てたんだけど、2戦目でもう帰ってた。

残酷、と思う人は思うみたいだからね...。

第4戦だったか、マタドールがあわや牛の角に刺されかけるひやっとした瞬間も観ました。

あと第5戦かなー。ノビリェーロが後ろを向いて牛から逃げたのを観て「この恥知らず!!!!」というヤジが飛んでた...。

いや、逃げるよね。(笑)

でもね。ここらへんで日本との漢気の違いを感じるね。

帰りの地下鉄が混むから最後まで観ずに帰った方がいい、って情報も仕入れてたんだけど、結局最後まで観ちゃいました。

最初からタクシー乗るつもりしてて、外に出たら闘牛場のスタッフのおじさんなのかな~。

よくわからないんだけど、おじさん二人が即席タクシー乗り場になって、タクシー乗るやつここに並べ。って。

タクシー拾ってくれるの。

他の場所から拾おうとする人がいたら、いや!ここに並べ!!って。

タクシーそんなに走ってなく、ちょっと待ったけど、でもありがたかった。

闘牛は動物虐待だからって無くして行こうって動きがある中、闘牛場の前でタクシーあちこちで拾おうとする人がいたら渋滞を引き起こして、やっぱり闘牛やめようぜ!議論に拍車をかけることになってはいけない、だからやってる。って感じがした。

おじさん方ありがとう。20分くらい並んだけど無事タクシー乗って帰れました。

 

右が必要ないのに買ってしまったマドリッドSUICAみたいなやつ(多分)

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ちなみに左はバレンシアSuica

っていうか各都市で発行するのやめなよ。って思う。(笑)

日本みたいに各地で使えればいいのに。

 

つづく!!