今日も好きに生きてます。~37歳スペイン短期留学&周遊→海外旅行初心者ひとり旅の記録

留学ってその気になればいつでも誰でもできるんだね。ってことを体現するブログとして始めましたが、それをきっかけとする海外旅行の記録ブログとして更新していきます。

第4週目、トマティーナ

第4週目の最後の授業が終わったとこです。

今週はクラスを下げたわけなんですが、おかげさまで授業内容はぐっと簡単になりました。

前は歴史とか詩とか統計とか、テーマが小難しくてもうわからない言葉がたくさん出て来すぎでしたが、今週は例えば料理のレシピを命令形を使って説明しなさい、とか。

ペアになってなんかやれとか言われるのが相変わらず嫌だけど、身近なテーマなのでそんなに辛くないです。

でも、クラスを下げても他のクラスメイトより格段に喋れません。と、マコト先生にボヤいてみたところ、周りの生徒と比べるのでなく、過去の自分と比べてみるのがいいですよ、と諭して頂きました。

さすがマコト先生。

で、過去の自分と比べて喋れるようになってるかというと。

あまり自覚はない^^;。

でも仲良くしてくれてるイタリア女子が、アナタは最初の頃より格段に進歩してるわ!と言ってくれてるので真に受けることとする。(笑)

そんな私に良くしてくれるイタリア女子を始めとする会、サルサに一緒に行ったベルギー女子、イタリア男子、あとは一緒にクラブに行ったドイツ女子も、みーんな今週末それぞれのお国に帰っちゃいます。

私は来週からどうするんだろ?(笑)

と言う不安を横に置いて、今週はできるだけアクティビティに参加して友達と過ごすことにしよう。と決めておりました。

水曜、ビッグイベントがございました。

日本でも有名なお祭り、トマティーナです。

ひたすらトマトをぶつけ合うあのお祭りです。(笑)

ビビるけど、参加しようって思ってて、でも聞いたらイタリア女子もベルギー女子もドイツ女子も、私が普段つるんでる女子は誰1人トマティーナ行かないって言うの!

えー。

1人でトマトまみれになってもなぁ…。

そして水中メガネとかの装備を整えるのもダルいし…。

と、思ってたら、私と全く同じ境遇の女子が1人。

前のクラスで一緒だったドイツ女子、その子もまた普段つるんでる周りの女子が誰も行かないって言うから、でもお祭りの雰囲気は楽しみたいってことで、私と彼女は一緒に会場出入口のとこで遠くからトマト戦争の様子を見守ることにしました。

学校のアクティビティの一環なので、貸切バスに乗れるのは楽で良いですが。

集合朝6時半。早い。

バレンシア市内からバスで45分。

トマティーナのトマトぶつけ合いは1時間だけなんですが、街は丸一日お祭り騒ぎですから。

8時前に着いて、早速駐車場でパーティ開始ですよ。

学校で予め用意されたビールとサングリア他と、ボカディージョが振舞われます。

普段私も休日昼から飲むことはあっても朝からってのは多分一度もないかな。(笑)

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朝8時半には既に3本のビールを開ける事態。

あと、チュピート+顔に水を噴射されるという学校の洗礼も受けました。

 

トマト戦争開始時間が近付いたところで、会場へ向かいます。

途中、祭のハッピを着た日本人多数見かけました。

我々は出入口 のとこまで。

でっっっかいサングリアを飲みながら見物です。

もっと近くでトマト戦争の様子を見られたら良かったんですが、結構遠かった。

出入り口のセットの隙間からトマトが行き交うのが観られるくらい。

でも始まって10分位でもう戻って来る人多数。(笑)

この日天気があまり良くなくおしなべてトマトで濡れて寒さで震えている皆さん。

やっぱり参加すれば良かったかな、ってちょっと思ったりもしたけど、私達は寒くもないしトマトまみれでもないし、やっぱりこれで良かったのよ!と、ドイツ女子。

うんうんそうだよね。

と、戻ってきたクラスメイト達を激写しながら、やがて終了の合図の空砲が鳴り、やれやれ、と思って会場に背を向けていたら。

べしゃって何かが私の頭に…。

どっかの誰かが私の頭にトマト投げやがった!!!

髪とパーカーがトマトまみれに…。

参加してないのにトマト浴びるとはねぇ。(笑)

ここでもまた洗礼を受ける。

気を取直してアフターパーティー会場へ。

アフターパーティーと言っても昼12時ですけど(笑)。

アフターパーティー会場では、何でもありな風景を観ました。

先生、とってもジェントルな先生、私が一番好きだった先生がぐでんぐでんに酔っ払ってて、その酔い具合がハンパなく。

それだけでも授業のジェントルぶりとの落差が激しくて軽く引いたのに、その後若い女子生徒とずーっとチューしてました。(笑)

一方他の若い女の先生は若い男子生徒と連れ立って消えたり。(笑)

お。うん。日本でいうところの、教育者に要求される規範意識的な物は多分ここにはない。(笑)

教師と生徒の関係はまずいとかないし(まー一介の語学学校だから、というのもあるとは思いますが)、そしてそれを咎める人も1人もいない。

そんなことより今この瞬間を楽しむことの方がここでは何倍も大切なことなんだね。と、思いました。

勉強になります。(笑)

15時半頃、引き上げて元の駐車場のとこで飲み直すという最初から決められていた行程。

いやもう帰れば良くない?(笑)

でも、その途中で気付いたんだけど同じバスに日本人の男の子が2人いたの!

元この語学学校に通ってた韓国人の友達と一緒に来た、って、学校のアクティビティに参加資格がある範囲がよくわからないんだけど(笑)、ともあれ彼らはアイルランドで語学留学してらっしゃるんだそうです。

私はスペインに来てから初めて日本語を喋った(笑)。

留学あるあるみたいなの話せて嬉しかったです。

僕らも言葉作るの時間かかるから、普段ひたすらみんなの話聞いてる感じですよー。とかね。わかるわー。って。

 

 なんせでっかいサングリア持ちながら撮影してたもんで指が写り込んでしまいましたが、こんなトラック7台にトマトが積み込まれていました。
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テロの直後ということもあり、武装した警官がたくさん配置されておりました。
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16時半にバスが出発。

夜、トマティーナに行かなかったベルギー女子がサルサに行こう!というんだけど、いやー行けないよね。(笑)

御断りしました。

ほとんど立ちっぱなしで脚も痛かったし帰って髪のトマト落として泥のように眠りました。 

続く。