珍道中。〜クエンカ→バレンシア
翌朝は早起きして周辺を散歩しました。
まだ誰も歩いてなくて完全独り占め!
贅沢!
吊り橋の入り口。
時間が止まった街、と呼ばれているそうです。
こちらが有名なカサス・コルガーダス(吊るされた家という意味)。
吊るされてるっていうのとは違う気がするけど断崖絶壁にせり出している感じは見ててハラハラします。
中に入ることもできるらしいですが、早朝、開いてるわけもないのでお写真だけ。
にゃんこ発見!
朝礼の邪魔しちゃったかしら(笑)。
そうこうしてる内に朝日が昇り出しました。
吊り橋の途中、南京錠がたくさんくっついてた。
カップルが2人の名前を書いた南京錠をくっつけていってるっぽい。
ここに名前書いた南京錠くっつけたら一生幸せなカップルでいられる、みたいなジンクスでもあるんですかね?
そんなことを素直に信じられるような育ち方して来なかった私にはぽかーんですけども。←
せり立った岩山の感じがカメラには全く収まらないのが残念です。
それにしても朝はフツーにひんやりしてた!
暑いんだろうと思って薄着したの後悔したもん。
何度くらいだったのかな?22〜23度くらい?
景色の写真を撮りながらすーげーって独り言言ってたらパラドールまでの長い長い急勾配を登ってくる人影が。
昨日チェックイン時にアテンドしてくれたお姉ちゃんでした。
一緒に写真撮った(笑)。
スペインに行ったらやりたいこと。パラドールに泊まる、を達成しました。
あと世界遺産もひとつ達成。
パラドールに戻って急いで朝食!
ハモン・イベリコ他加工肉天国(笑)。
この写真以外にもたくさんあって、全部一枚&1個ずつ食べたとしてもおびただしい量になるので諦めて厳選して食べました(笑)。
昨日も肉だったしもたれそうだったから…。
9時半過ぎにチェックアウト。
次回パラドール・クエンカに来たら15パーセントオフで利用できるよ、みたいな券貰ったけど、また来られるかしら?
パラドールで使ったお金。
夕食時のビール&ミネラルウォーター&コーヒーと、客室冷蔵庫のビール&ミネラルウォーター2本が入って、1泊2食でこのお値段。
ホテルのグレードを考えれば決して高くはないと思う。
さーていよいよ留学先のバレンシアに出発!
予め鉄道のチケットは日本にいた時に取ってプリントアウトしてあったから、今日は昨日みたいなことにはならないし、安心安心。
あとは、宿泊3日前に連絡される、Airbnb物件の詳しい住所&部屋番号をチェックするだけ!
と、TAXIの中で海外ローミングサービスをon。
日本にいた時にちらっとパソコンから見たけど、改めて見てみよーと思ったら、airbnbアプリからだと、詳しい旅程表見れない?!
何度やっても目的のページに辿り着かず!
アプリがダメなのかもと思ってウェブで開いてみても同じ結果。
まずい!
あるいはスマホからじゃなく、iPadからなら正しく表示される?!でも私のiPadはWIFI専用モデルだからWIFIあるとこじゃないと繋げないし!!!
この物件は通常自動チェックインという方式を取っていて、ホストがそこにいない代わりにドアマンが鍵の管理、宿泊者の本人確認を行なっている模様。
ホスト本人がそこにいるなら話が通じるだろうけど、いなかったらドアマンにどうやって事情説明すればいいのよ!ってか具体的にどの建物かわからないし!
と、クエンカ・フェルナンドソーベル駅に着く頃にはパニック!
バレンシアに着いて、フリーWIFI使えるとこを探してそこからiPad開く?
とりあえずホストにメッセージ送ろう!
と、スペイン高速鉄道aveの一等席を楽しむ余裕全くナシ。
どうしてなのかはわからないけど、私のスマホからAirbnbの旅程表が開けません。
どの通りなのかはわかるけど、どの建物ですか?
ドアマンには何て言えばいいですか?
あなたはそこにいますか?
と、メッセージ送信。
返事来なかったら死ぬ…。
aveの一等席はお食事付。
しかしまたしても荷物置き場がいっぱいだったので足の前にスーツケース収納したはいいけど、これ食事来た時にトレー置く台開けないんだけど(笑)。
とか思ってる内にメニュー聞きに来られたけどもうなんでもいいよね。(笑)だってそれどころじゃないんだもん(笑)。
テキトーに指差して来たメニューこちら。
スーツケースは、前の席が空いてたからそこに収納しました。
本当はダメなんだろうけど…。ってかむしろ前の席空いててラッキーですよ。
生ハム入りのオムレツ。
それどころじゃなさ過ぎて全く食欲なくちょっと食べてほとんど残した。
一等席取った意味って…。(笑)
そしたらホストから返事が来て、今日までの宿泊者が12時にチェックアウトするから、清掃するために今日は部屋にいるって!
良かった…。とりあえず何とかなりそう?
わかんないけど…。
車窓の景色を観る余裕皆無のままバレンシア、ホアキン・ソロージャ駅に到着が10時半。
既にむわっとする暑さのバレンシア。
ホアキン・ソロージャ駅から、ノルド駅までの無料シャトルバスが出ているのでそれに乗り込む。
チェックインの時間、13時まで時間を潰すというミッションがあったんです。
ノルド駅に着いてとりあえず一周してみたものの、暑いしやはりスーツケース持ったままじゃいけないな。
コインロッカー使い方予習してないけど、確か警備の人がいるのよね…。
と、コインロッカーのとこに行ってみたら、飛行機の手荷物検査と同様に荷物を載せてベルトで運ばれる台があり、預ける予定のスーツケースだけを載せればいいのかと思ったら、持ち歩く荷物もだって。
それを通して初めてロッカーのあるゾーンに行ける、って仕組み。
ロッカーのあるゾーンに入れたはいいけど、どう使うのかわかんないよ!
と、まごまごしてたら入口にいたのとは別の警備員の人がいたので聞いてみた。
荷物を入れて、お金を入れる。
小銭じゃなきゃダメで、その場で両替した。いくらだったのかなー3ユーロしないくらいだった気が。
お金入れるとレシートが出て来て、そこにロッカーを開ける為の暗証番号が書いてあるので、出す時はそれを入力する、と。
なるほどおじさんありがとう!
荷物置いて身軽になりました。
とりあえず…Wi-Fi使えるらしきカフェに行ってみようか。
行ってコーヒー注文して、繋ごうとしたら。
パスワードいるとこなんだ…。
パスワード聞きにカウンターに戻ったらさっき注文した時のお姉ちゃんがいなくて、他のお姉ちゃんがいて、パスワード教えて、って言ったら、「ってかアンタここで何か注文した?」と怪しまれる(笑)。
さっきコーヒー注文したのよ、って言ったら、ふーんみたいな顔で口頭でパスワードを言われ。
えっそれって全部大文字?とか聞こうとしたけどもう怪しまれてる前提だし、もーいいよ…。と諦めましたワタクシ(笑)。
とりあえず言われたパスワード入力してみたけどダメで(笑)。
ほぼ外みたいな店だったので暑いし尻尾を巻いて逃げました。(T . T)
駅の方に戻って、この暑さは倒れるかもだ。と、思ったワタクシ水を買うべく自販機に挑戦。
使い方書いてあるんだけど、私にはところどころしかわかんない。
ところどころわかる言葉から使い方を読み取ろうとするんだけど、何回やってもお金戻って来て商品出て来ない(笑)。
多分3分くらいモタモタしてたと思う。
で、何だかわかんないけど商品出て来た!やった!ってなったら知らん間にすぐ後ろにおじさんいた!
スリだったんじゃないかと思っている。
やべって即その場立ち去りました。
何も取られてなかったけど。
あるいは使い方を教えてくれようとしたのかな?どうでしょう?
変換プラグ、日本で売ってるやつはあまりよくないからスペインで買った方がいいと聴いていて、日本からは1個しか持って行かなかったので、あと2個くらい欲しいし、住むとこの通りを見がてら買いに行こう!と決めて歩き出す。
札幌市人口190万人、バレンシア市人口70万人なのに札幌より人が多く思える。
道幅が狭いせい?あと、みんな縦にも横にもデカいから?
物乞いの人を結構見かける。
ぐったりした犬を道路に寝かせて、犬をダシにしようって魂胆なんでしょうか…
あと足がおかしな方向に曲がって文字通り這って歩きながら物乞いするおばさん。
気の毒だけど関わってはいけないのよね。
デパートの電気小物売場に着いて、探してみるも広くてどこにあるかわからない。
今持ってる変換プラグを見せながらお店のおばさんに聞いてみたら教えてくれた。
このおばさんは親切だったんだけど、レジのおねーちゃん感じ悪かった!
会計のとき何か聞かれて、袋のことだったのかなー。
私がわかんない顏してると、けっみたいな顏でグラシアースって流して次のお客さんの会計してた。
袋に入れてくれなかったんだけど、言葉通じなそうって見た目でわかるだろうから聞かないでもう袋に入れてくれればいーじゃんね。
私が店員ならそうする。
いじわるねぇ。
あるいはきっとこれまでにアジア人に何か嫌なことされた経験があってそれでそうなったのかもですけど。そんなこと知らんし!
もやっとした気持ちを抱えながら住む場所の通りに来てみた。
どれなんだろう?
ホストは部屋にいると言ってたけど、建物名までは教えてくれなかった。怪しまれてるのかもしれない。(笑)
暑いしスーツケース持ってここまでまた戻って来るのは自殺行為。
駅に戻ってタクシーで番地まで言えば建物の前まで連れてってくれるかも!
よっしゃ。と駅に戻る。
タクシー乗り場の位置を確認してスーツケースを出して、タクシーで住所言ってみる。
オッケーって言ってくれて通りに着いたけど、この番地はあの辺だよ!で終わっちゃった(笑)。
まー通りが車輌進入禁止の通りだから当然か…
近くまで行って、今〇〇の前にいるけど、どの建物ですか?
とメッセージ送信。
そしたら教えてくれた!
入ったらドアマンはダンディなおじさん2人。
名前とパスポートNo.を書いて、ホストの名前を言ったら彼女は今部屋にいるから今来たって電話しとくね!と、通してくれました。
が、多分私ここで重要なことを聞き逃してる。(笑)
部屋No.から想像するに2階だろうと思って2階のその番号の部屋のチャイム鳴らしたけど誰も出ず。
えっ。
ホストにメッセージしたら2階じゃなかった。(笑)
ホストに階数を聞いてエレベーター乗り直す。
そしてやっと着いたーーーー!!!!
長い1日。
まだ終わらない1日でしたが、ともあれピソにたどり着いたので珍道中は終了です。